◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――
人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。
◆感想
面白かった……というか考えさせられました。
特に「殉教」が記憶に残っています。
死生観に関する話ですが、ある種の皮肉が利いていて良かったです。
もちろん他の話も面白かったですけどね。
何気に星新一さんの作品は買いだめしてあるので、
少しずつチマチマと読んでいこうと思います。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、まだ夏が終わった感じはありませんが、
夜は大分涼しくなったので深夜のお散歩を再開しました。
ただし、油断はできません(−−)b
この時期は、天寿を全うしかけているセミさんが
たまに地面にいらっしゃるわけです。
幸い、私の足裏がトドメを刺したことはありませんが、
ぼーっと歩いていると突然ビビビビビ!という音が鳴り響くのでビビります。
マジで心臓に悪いっす(−−;
ちなみに、夏の終わりに道路にひっくり返っているセミさんのことを
「セミファイル」と言うそうです。
不謹慎ながら笑ってしまいました(ノ∀`)
考えた人のセンスの良さに脱帽です。