すごい言い訳!/中川越

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


人生最大のピンチを、文豪たちは筆一本で乗り切った!そもそも言い訳とは何かというと、言い逃れであり、弁解、釈明です。よろしくない事態や非難されるべき原因を作った張本人の立場から逃れるための説明が言い訳です。自分をよく見せようとする本能を起点にしているので、いじましい行為と思われ、大方軽蔑の対象になります。しかし、言い訳は言い方次第で、味わい深いものに変化するのも事実です。 フィアンセに二股疑惑を掛けられた芥川龍之介。手紙の失礼を体調のせいにしてお茶を濁した太宰治。納税を誤魔化そうとした夏目漱石。恋人との間で奇妙な謝罪プレーを繰り広げる谷崎潤一郎。浮気をなかったことにしようとする林芙美子。息子の粗相を近所の子供のせいにした親バカ阿川弘之……。「こちらは悪くありません」「こちらも大変だから許して」を流麗美文で綴り、思わず「いいよ」と折れてしまう、文豪に学ぶ言い訳の奥義。



◆感想


 「文豪」という言葉の響きは何か凄そうですが、
 彼ら彼女らも普通の人間なんですよね。
 ウソもつけば言い訳もします。
 凄いはずの文豪たちが身近に感じられる内容でした。

 とはいえ、です。

 さすがは文豪と呼ばれる人たちです。
 言葉を操る魔術師たちの言い訳は、ただの言い訳ではありません。
 「すごい言い訳」です。

 文豪が身近に感じられると同時に、文豪の凄さも感じられる内容でした。
 面白かったし、ちょっと教養が深まった気もします。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、年賀状を注文しました。
 年賀状を注文すると、年末が近づいてきた気がしますね。
 今年もいろいろあった……かな(−−?
 なんか平々凡々と過ごしているうちに
 一年が過ぎちゃった気がします。
 まぁ、それだけ平和だったということでしょう。

 今後の予定としては12月17日くらいまでは2022年モードで過ごします。
 ちょっと年末年始気分で、のんびりしたりもしようかな(*´ェ`*)

 12月18日くらいからは2023年モードに入ります。
 年末年始気分を抜いて、ぼちぼち本格的に活動を始めます。

 まぁ、予定は未定ですけどね。
 とりあえず、そんな予定で考えています(−−)ノ

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タグ:中川越
posted by ササキマコト at 10:19 | その他

アンソロジー 隠す/大崎梢、加納朋子、近藤史恵、篠田真由美、柴田よしき、永嶋恵美、新津きよみ、福田和代、松尾由美、松村比呂美、光原百合

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


誰しも、自分だけの隠しごとを心の奥底に秘めているもの―。実力と人気を兼ね備えた11人の女性作家たちがSNS上で語り合い、「隠す」をテーマに挑んだエンターテインメントの傑作!多彩な物語全てに、共通の“なにか”が隠されています。(答え掲載の「あとがき」は、最後にお読みください)これが、本物の短編小説集。



◆感想


 知っている作家さんが多かったので読んでみました。
 どの作家さんの作品も個性が出ていて面白かったです。
 ちょっとした仕掛けもあって楽しめました。

 そんな感じ(−−)ノ


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、最近、眠くて仕方ありません(−−)Zzz・・
 平均すると1日10時間くらい寝ています。
 でも、まだ寝足りません。
 眠いです。

 (−−)

 (−−)Zzz・・

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posted by ササキマコト at 08:54 | 小説

よくがんばりました。/喜多川泰

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


中学校の社会科教師として30年のキャリアをもつ石橋嘉人は、心が不安定な新米教師・山吹日奈の面倒をみながら、コロナ禍で大きく変化する教育現場や子どもたちの心情に憤りを感じていた。ある日、愛媛県警からの連絡で実父が亡くなったことを知る。父親とは38年前、逃げるように母親と家を飛び出してから会っていないうえに、自分の記憶からも消していた存在だった。時はちょうど「西条まつり」が行われる秋の10月。江戸時代から続く日本一のだんじり数を誇る祭りの高揚感が、唯一の父親との記憶を蘇らせた。義人は、生まれて初めて父親の実像と向き合う決心をする。それは、自分の心を癒す再生の時間でもあった。



◆感想


 お久しぶりの喜多川泰さんです。
 何気に、この方の著作は全部読んでいます。
 今回も、あらすじすら読まずにポチりました。

 ほんで、読んでみた感想ですが……ふむ(−−)
 「まぁ、そうだよね」という感じでしょうか。
 主人公も主人公の父親も別に悪いとは思いませんし、良いとも思いません。
 「そんなこともあるよね。仕方ないよね」と思いました。

 個人的には、そこそこ興味を惹かれる内容でしたが、
 その人の生い立ちや家庭環境によるかな(−−?という気がします。
 刺さる人はメッチャ刺さるでしょうし、
 共感できない人はとことん共感できないと思います。

 ただ私自身は「読んで良かったかな(−−ゞ」と思いました。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、冷凍庫がパンパンで困っていた私ですが、
 最後の冷凍食品(ふるさと納税の返礼品)が届きました。

 結果(−−)b

 ぎりぎりセーフ!\(−−)/

 届いた物が想定より小ぶりだったこともあり、
 何とか無事に冷凍庫に収納できました。
 危なかったぁ(−−;

 ちなみに、現在の我が家の冷凍庫の中身は

 ・うなぎ
 ・塩サバ
 ・ルタオのチーズケーキ×3
 ・ルタオのビーフストロガノフ×2
 ・テリーヌショコラ
 ・黒毛和牛切り落としのパック×2
 ・松屋の牛めしの具×27(3個食べた)
 ・いちご大福×29(1個食べた)

 です。

 甘い物が充実していて幸せです(*´ェ`*)
 お米などの炭水化物はそこそこストックがあるので、
 野菜類と卵と紅ショウガを補充すれば良いかな(−−ゞ

 年末年始はお外に出たくないタイプなので、
 こいつらを食しながら幸せに年を越します(−q−)じゅるり

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タグ:喜多川泰
posted by ササキマコト at 05:40 | 小説