◆本の内容(amazon.co.jpより引用)
研修を経て、循環器内科医となった諏訪野良太は、学会発表を終えた帰り、医学生時代の同級生である小鳥遊に遭遇する。小鳥遊が連れていた研修医・鴻ノ池に、研修のエピソードを求められた諏訪野の脳裏に蘇るのは、親身に寄り添ってきた患者たちのこと。まるで戦場のような救急部、心の傷と向き合う形成外科、かけがえのない“ある人”との出会いと別れを経験した緩和ケア科。切なくもあたたかな記憶の扉がいま開く。心震える医療ミステリ「祈りのカルテ」シリーズ、待望の新刊!
◆感想
飲み会で語る思い出話という形で3つの物語が展開されます。
「救急夜噺」「割れた鏡」「二十五年目の再会」の3編のうち、
「救急夜噺」と「割れた鏡」は結構簡単に結末が読めてしまったので、
主人公の推理の的外れっぷりが興醒めでした。
読者の目をそっちに向けたいのは分かりますけどね。
「あぁ、読者の思考をそっちに誘導したいのね」と丸分かりだったので
あまり夢中になれませんでした。
最後の「二十五年目の再会」は普通に楽しめましたが……
タイトルでネタバレすんなや(−。−)ボソッ
ということで、ミステリーとしては個人的にイマイチでした。
ただし、小説としては楽しめました。
他シリーズの登場人物が、ちょいちょい友情出演してきます。
「おっ、この人も出てきたのか」とウキウキしました。
◆お気に入り度
星2つ:★★
◆日記とか雑談とか
さて、昨日から『魔法使いの夜』というゲームを始めました。
なんか面白いという噂を聞いたので、衝動買いしたのです。
ほんで始めてみた感想ですが……ゲームじゃねぇ(; ̄д ̄)
ストーリーは一本道で、選択肢すらありません。
ひたすら文字を読んで〇ボタンを押すだけです。
これ、ゲームの名を借りた小説じゃん(−ε−)
とはいえ、ですね。
悔しいことに内容は結構面白いです(ノ∀`)
「これ、ゲームかぁ?」という疑問は残りますが、
買ったことを後悔しないくらいには楽しめています。