幻影館へようこそ 推理バトル・ロワイアル/伽古屋圭市

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


『このミステリーがすごい!』大賞作家が描く、デス・ゲーム小説! 高校生の加奈は、幼馴染みの喬子から新作体感ゲームのモニターに参加しないかと持ちかけられる。金欠にあえぐ加奈は参加を決めた。加奈を含めた九人が寂れた集落にある館に集められ、ゲームは開始された。だが加奈は、そのゲーム内容に違和感を抱き、やがて主催者の本当の思惑に近づいていく――。現実世界と仮想空間が混在する奇妙な館で、恐怖の二日間がはじまった!



◆感想


 久しぶりにデスゲーム物が読みたいな〜と思って、
 某サイトで紹介されていたので読んでみました。

 ……が、全然デスゲーム物じゃないじゃん(−A−)

 話の大部分が、ただ単に登場人物が謎解きゲームをやっているだけです。
 300ページを過ぎたあたりから面白くなりましたし、
 そこに至るまでの過程に意味があることも分かりましたが、
 前振りが長過ぎでしょ(−−;

 私が読みたかったのとは違いました。
 あらすじに書いてある「恐怖の二日間がはじまった!」は
 さすがに誇張し過ぎだと思います。


◆お気に入り度


 星2つ:★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ちょっくら取り込んでいます。
 予定が立て込んでいるわけではないのですが、
 日がな一日パソコンさんをペチペチしています。

 そんな感じ(−−)ノ


タグ:伽古屋圭市
posted by ササキマコト at 16:31 | 小説

少女を殺す100の方法/白井智之

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


とある名門女子中学校。ある日、鍵のかかった二年A組の教室で、生徒20人が死体で見つかった。同級生を皆殺しにした犯人は誰なのか? 事件は思いもよらない方向へ転がっていく。 (少女教室) 少女20人の死をテーマに紡がれる、5つの本格ミステリ。



◆感想


 グロ描写が多いミステリー短編集です。
 絶対に好き嫌いが分かれるタイプの作品ですが、個人的には楽しめました。
 映像系のグロ描写は苦手なのですけどね。
 文字だったら大丈夫なのです。

 ということで、私は楽しめましたが、
 ドロドロぐちゃぐちゃグロ描写が苦手な人は止めておいた方が良いと思います。
 ミステリーとしては面白いのですけどね。
 中々にエグい描写が多い作品です。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ちょっくら頑張っております。

 そんな感じ(−−)ノ


タグ:白井智之
posted by ササキマコト at 15:34 | 小説

謎の香りはパン屋から/土屋うさぎ

◆本の内容(amazon.co.jpより引用)


大学一年生の市倉小春は漫画家を目指しつつ、大阪府豊中市にあるパン屋〈ノスティモ〉でアルバイトをしていた。あるとき、同じパン屋で働いている親友の由貴子に、一緒に行くはずだったライブビューイングをドタキャンされてしまう。誘ってきたのは彼女のほうなのにどうして?
疑問に思った小春は、彼女の行動を振り返り、意外な真相に辿りつく……。パン屋を舞台とした〈日常の謎〉連作ミステリー!



◆感想


 本屋さんで見かけて、何となく気になったので読んでみました。

 中身は、パン屋さんでアルバイトをしている女の子が主人公の
 日常の謎系ミステリーです。

 設定自体はありがちで、良く言えば王道、悪く言えば……悪くは言わなくていいか。
 良くも悪くも王道な感じで、読みやすくて面白かったです。
 出てくるパンの描写も美味しそうで、食べたくなりました。

 個人的に「ここはイマイチだな……」と思う部分はなかったのですが、
 だからこそ、少し印象が薄くなった気もしています。
 面白いけど、癖がなくて特徴に乏しい感じ(−−?

 続編が出たら読みますけどね。
 良くも悪くも無難にまとまっている印象を受けました。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、束の間の平和が終わります。
 今日から、そこそこ予定が立て込んでくる感じです。

 もう少し、こう、バラけた感じで予定が入ってほしいのですけどね。
 多くの人が3月末を1つの区切りとして動いているので難しいのでしょう。

 力尽きない程度に頑張りまっすp(−−)q


タグ:土屋うさぎ
posted by ササキマコト at 03:33 | 小説