本の内容(Amazon.co.jpより引用):
試合で活躍した選手が心臓麻痺で死ぬという事件が起こった。
セリエAの日本人プレーヤー冬次の依頼で調査に乗り出した小説家・矢崎は、
死を招く最強のドーピング剤「アンギオン」の存在を知る。
イタリア、南フランス、キューバ…いくつもの罠が待ち受ける中、
ついに冬次の身にも危険が迫る。
サッカーの面白さと物語の興奮が融合した小説。
読んだ時期:
2008年12月4日。
レビューとか感想とか:
正にサッカー小説!これぞサッカー小説!文句なしにサッカー小説!
サッカーマンガってあるじゃないですか?
イレブンとかシュートとかファンタジスタとか・・あっ、キャプテン翼とか。
それの小説版って感じです。サッカーの試合内容をメインに書いた小説です。
ドーピング剤とか云々出てきていますが、意味はありません。
ストーリーもあって無きが如しです。大した意味はありません。
んだけど、サッカーの試合シーンの描写は凄かったです。
うん、もう何でここまで気合入っているのかと。
結論としては、多分サッカーを小説で表現してみたかっただけでしょう。
実験的な試みだと思います。
また、実験としては成功なのではないでしょうか。
サッカーシーンの描写に関しては素直に「すげー」と思いました。
ただ、読み物としては個人的には詰まらなかったです・・・ごほごほ。
どーでも良いのですが、2chかどっかを見てた時
「村上ドラゴン」って表現が妙にツボに入りました。
何か三流レスラーっぽくて吹いた。
お気に入り度:
★★