セブン‐イレブンの16歳からの経営学

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 いつも身近にあるセブン‐イレブン。
 そのコンビには、日本が世界に誇る最も優良な企業のひとつである。
 そのセブン‐イレブンから学ぶ経営学。
 お店の品揃えから商品開発、そしてトップのあり方まで。
 そして、なぜセブン‐イレブンは強いのか?
 その答えをセブン‐イレブンの創設者・鈴木敏文と経営学者・野中郁次郎の言葉を通して、
 著者の勝見明が解明する。高校生、大学生はもちろん社会人も必読の一冊。
 2005年発行の同名タイトルの文庫版。


読んだ時期:

 2008年12月27日。


レビューとか感想とか:
 セブンイレブンではどんなコンセプトでどんな経営してまっせ。ってな本です。
 「16歳からの」と銘打ってるだけあって難しい専門用語はあまり無く
 セブンイレブンでバイトした事無い私にも理解できる内容でしたが
 そこまで学生向けに書かれているって感じでもありません。
 恐らく一般的なビジネス書と同じ感じだと思います。
 内容は、セブンイレブンではこんな工夫してるんだよ〜とか
 こんな方針でやってるんだよ〜とかこんな仕組みなんだよ〜ってな事が
 エピソードを交えて紹介されています。
 当然といえば当然かもしれませんが、
 セブンイレブンを物凄い好意的に紹介しております。
 悪意を持った見方をすれば、学生達に広く読んでもらう事で
 セブンイレブンへの就職やアルバイトを勧める為の本と思えなくも無い位。
 ですが、なるほど!と思える事や含蓄のある事も随所に見られました。

 個人的には『顧客の為に』じゃなくて『顧客の立場で』ってのが
 凄い考えさせられました。
 システム組んでるとどうしてもそこらへんがおざなりになりがちな気がするので。
 例えば、メニュー画面の構成とかを考えていると、
 どうしても体系的にまとめたくなるんですよね。
 ○○関連はここにまとめて〜、××関連はこっちの方に〜みたいに。
 ですが、良く考えるとそれがお客様に取って良いかは別の話なんですね。
 例えば、良く使う機能のボタンだけ分かりやすい所にあれば
 後は適当に隅っこの方にこっそりおいていけば良いのかもしれないし、
 あるいは、そもそもメニュー画面自体いらないのかもしれないし。
 後は画面の構成なんかも基本的には共通化します。
 と言うか、統一性を求めます。その方が綺麗だから。
 だけどそれも一概に良いとは言えないな〜と。
 もしかしたら良く押すボタンはびっくりする位大きい方が使いやすいのかもしれないし
 文字の大きさも統一した方が見やすいとも限らんな〜と。
 システム組む仕事をある程度やっていると、
 どんな事が出来るのかってのを勉強する機会は多いです。
 新しい技術とか最近注目され始めた技術とか。
 ただ、ユーザの視点から勉強する事が余りありません。
 私が勉強不足なだけで皆さんそこらへんも押さえてるのかもですが
 そこらへんも考えて仕事しないとな〜と思いました。
 例えば操作完了までのマウスの動線はどーなってると使いやすいかとか
 何にも考えないで画面には「閉じる」ボタンをつけてますが
 そうじゃなくて画面のどこかをダブルクリックすると画面が閉じるとかも面白いな〜とか。
 おぉ、インスピレーションが広がるじゃありません事。

 思わずキリっと自分の仕事を振り返ってしまいましたが
 たまには良いでしょう。駄目でも良い事にして下さい。
 多分明日はキリっとしてないので。


お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト at 12:33 | ☀ | ビジネス書