人を動かす 新装版

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 人間関係の古典として、あらゆる自己啓発本の原点となったD・カーネギーの名著。
 常に机上において読み返す本として、重厚で華麗な装丁にあらため、
 四六判・上製(ハードカバー)とし、本文も読みやすく組み直した.
 本書は、社会人として持つべき心構えを興味深い実例をもって
 説得力豊かに説き明かして類書の追随を許さない。
 深い人間洞察とヒュウマニズムを根底に据えた感動の書。
 聖書につぐ世界的ロングセラー。


読んだ時期:

 2008年1月17日。


レビューとか感想とか:
 カーネギーのおっちゃんの名著。
 「道を開く」の方は「その他」に分類しましたが
 こっちはビジネス書に分類してみました。何となく。
 内容は人を動かす方法!・・と言うと語弊がありますね。
 例えば「頼みを聞いて貰う」「やる気を出して貰う」等
 相手に何かを求める時に、どのような態度で臨めば良いか
 どのような心構えで臨めば得策か、等の心の持ち方を
 沢山の例と共に説明してくれています。
 基本的には感銘を受けました。特に前半。
 そーだよね、勝ったのは北風さんじゃなくて太陽さんだよね、って感じで。
 ただ、時代背景やお国柄を考慮しないで全てを鵜呑みにすると
 必ずしも求めた結果が得られないと強く感じた一冊でもあります。
 例えば、遠まわしに伝えて相手に気づいて貰おう的な内容があるのですが
 例に出てくる人達のお話は受け取り様によっては
 痛烈な皮肉になるような内容も多いです。
 これって、元々はっきりと自己主張するのが当たり前の前提があるからこそ
 有効だと思うのですよ。一歩引いて相手を立てる立場を取るのって。
 元来はっきりと言わない事を美徳としている日本人にとっては
 どちらかと言うとやって当たり前、
 逆に、やり過ぎると嫌味な印象を与える事だと思います。

 私はちっこい頃「思った事はちゃんと伝えなさい」って環境で育ちました。
 口がついているのだから自分の考えは相手にちゃんと伝える。
 相手にも考えがあるから合わない時も当然ある。
 合わなければ話し合えば良い。
 むしろ、自分の考えを相手に伝える努力を放棄して
 分かって貰おうって方がムシが良すぎるんだよってな感じでした。
 なもんで、意見が異なる事、相手とぶつかる事が悪いと言う感覚は
 元々持ち合わせていません。
 古き良き日本の所謂「美徳」って奴が欠けてるんですね。
 そんな感じなんで、言いたい事を我慢して妥協して丸く収めるってのは
 どちらかと言うと苦手です。大分慣れたけど。

 おっちゃんもどちらかと言うとそーゆー人間だと思います。
 日本人ならある意味暗黙の了解になっている事がなっていないからこそ
 文章として起こせるんだと、個人的には考えています。
 その為、書いてある事をそのまま全て日本の社会に当てはめると
 逆効果にもなりうるのではないかと感じました。
 逆に言えば、そこさえ気をつければ良書だと思いますよ。
 やるね!カーネギーのおっちゃん!

 あっ、誰も誤解はしないと思いますが一応書いておきます。
 おっちゃん呼ばわりして軽く書いておりますが
 カーネギーのおっちゃんとは友人でも知人でもありません。
 ご注意下さい。


お気に入り度:
 ★★★





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posted by ササキマコト at 12:19 | ☀ | ビジネス書