I met a boy.父の日に、バンビ公園で。

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 就職活動三十六連敗の末、勤めたIT企業では落ちこぼれ。
 学生時代からの彼女には別れを告げられ、唯一の楽しみは、
 家でナイターを見ながら缶ビールをあけること。
 そんなくすぶった生活を送る、篠崎浩平、27歳。
 彼の人生を変えたのは、「バンビ公園」で出会った不思議な少年だった―。
 小さな勇気と、明日がんばる元気が湧いてくる自己啓発ファンタジー。


読んだ時期:

 2009年3月10日。


レビューとか感想とか:
 私の好きな物語仕立ての自己啓発書ですが、
 個人的にはイマイチでした。

 内容は、大人になったダメダメな主人公の所に
 若さ満ち溢れる小学生だった頃の自分がやってきて
 んで、今の自分を見てガッカリ、
 そんな若かりし頃の自分を見て発奮する。
 そっから5年後の自分はとっても幸せになりましたとさ。
 オチまで含めてあらすじ全部言っちゃいましたがそんな物語です。

 恐らく「手紙屋」とか「夢をかなえるゾウ」なんかを
 意識して書かれているのだとは思いますが。。
 物語としては、結構場面転換が激しいです。
 唐突に子供時代の話になったり大人時代の話になったりします。
 自己啓発書としては、イマイチ何を言いたいのか分からなかったです。
 「手紙屋」とか「夢をかなえるゾウ」等と比較して申し訳無いのですが
 基本的に「手紙屋」とか「夢をかなえるゾウ」なんかって
 教訓→行動→結果、もしくは行動→結果→教訓の細かい流れで
 やるべき事と出るべき結果を明確にしつつ
 駄目押しで同じ事を繰り返しながら言ってまとめる。
 みたいな流れになっていると思うのですよ。
 更に駄目押しで目次なんかにも言いたい事書いてありますし。
 この本の場合、一冊を通しての大きな流れの中で
 今はダメダメ→昔は輝いてた→昔の自分が今の自分に失望
 →そんな自分にうんざり→発奮して頑張ったよ→ハッピーエンドだね、
 って感じなので、個人的には「出来レースだ!」と思っています。
 ついでに、所々太字になっているので最初は言いたい事が太字なのかと思いましたが
 途中から「僕にはできることなど何もない、と。」なんて言葉まで太字ですし。
 どうやら単なる表現上の太字みたいです。

 結構ボロクソに言ってしまいましたが、子供の自分が会いに来るって展開は
 個人的には収穫だと思っています。
 子供の時の自分が今の自分に会いに来たとして、
 果たして胸を張って今の生活を紹介出来るだろうか?
 そう考えながら毎日生きていくのは有意義な気がします。

 まぁ子供の時の自分なんぞ会いたくも無いですけどね。
 もしそんなシチュエーションがあったら
 些細な事でずっと喧嘩してそうです。
 大人気ない大人と大人ぶった子供の熾烈な戦いが繰り広げられる事でしょう。


お気に入り度:
 ★★




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posted by ササキマコト at 15:41 | ☔ | ビジネス書