本の内容(Amazon.co.jpより引用):
大空を飛ぶことにあこがれるヒヨコのヒヨすけ。
その心の葛藤を描いた菊田まりこ待望の新作絵本。
ヒヨすけのけなげに努力する姿が愛らしい。
がんばっている、すべての人へ届けたいという作者のメッセージが心に響く感動作。
読んだ時期:
2009年3月17日。
レビューとか感想とか:
読んでいてじわっと切なくなる絵本です。
そんでもって、何故か頑張ろうと言う気持ちが湧いてきました。
おまけで、ちょっと笑えました。
内容の方は、ヒヨすけってヒヨコが空飛びたいな〜と思って挑戦するんですけど
あっさり失敗するんですね。
そんで不貞腐れるんですけど何を思ったかもう一度挑戦します。
そして!・・・また失敗します。
いつか飛んでやるぞ〜と思いながら終わります。
言葉にするとこれだけの話なのですが、
味のある絵とさらりとした文章、そして目一杯広げられた余白が
独特の世界観を表現しています。
基本的に無表情な奴なのですが、シチュエーションによって
何故か表情が感じられます。実際には無表情ですけど。
健気でいじましいヒヨすけにちょっと元気を貰いました。
さて、福島から帰ってきました。ただいま。
行き帰り共に青春18切符で、電車の中ではず〜っと本読んでました。
書斎で本読んでたら目的地に着いちゃった気分です。
書斎なんて呼ばれる部屋には生まれてこの方入った事無いですけどね。
まぁとにかく本ばっかり読んでいたので、行く前に思ってた程は疲れなかったですし
福島って意外と近いよな〜ってのが率直な感想です。
そんな私は18切符で横浜から京都まで余裕で行けちゃう人です。
若いのか幼いのか微妙なラインだと言う自覚はあります。
お気に入り度:
★★★★★