太陽の坐る場所 (単行本)

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 高校卒業から10年。
 クラス会に集まった男女の話題は、女優になったクラスメートの「キョウコ」。
 彼女を次のクラス会へ呼び出そうともくろむが、
 「キョウコ」と向かい合うことで思い出される、高校時代の「幼く、罪深かった」出来事―。
 よみがえる「教室の悪意」。
 28歳、大人になってしまった男女の想いを描き、深い共感を呼び起こす傑作ミステリー。
 辻村深月の新境地。


読んだ時期:
 2009年5月1日〜2009年5月2日。


レビューとか感想とか:
 ミステリーかどうかは置いておいて、ですが個人的には楽しめました。
 本を読んだ感想として相応しいかどうか分かりませんが
 「良く考えて書かれているなぁ」と言うのが率直な意見です。

 内容は、同窓会すんべや!みたいな話です。本当ですって。
 元同級生達がクラス会をするのですが、女優になった「キョウコ」さんは来てくんない。
 「何とかしてキョウコさん呼ぶべさ!」みたいな話です。
 実際ストーリー的にそれだけなのですが、それぞれの人間関係、過去、
 置かれている状況、性格や考え方が影響してややこしい事になっています。
 各章のタイトルは「出席番号○番 ××△△(←名前)」になっており
 タイトルとなった人物を中心として話の展開が進みます。
 各章がお互い補完して、最後まで読むと全体像が掴める構成ですね。
 辻村深月さん定番のごにょごにょトリックが相変わらず入っていますが
 ミステリーと言っちゃうにはちと弱いかと。
 一応天岩戸神話をモチーフにしてるみたいで随所にそんな感じの件が入ってきます。
 個人的には、「キョウコ」さんをアマテラスやアメノウズメに見立てている所が
 「ほっほ〜!」と感心させられました。
 最初「ん?場当たり的に適当になぞってる?」とか酷い事考えちゃったのですが
 最終的には「あっ、なるほど。ちゃんと役割に合った見立てなんだ!」と
 目からウロコがぼろぼろと。ついでに寝不足で涙がぼろぼろと。

 さて、そろそろ寝ましょうか。世間一般では大型連休。
 今日一日位は力いっぱい夜になるまで寝倒したいと思います。


お気に入り度:
 ★★★★






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posted by ササキマコト at 02:19 | ☔ | 小説