本の内容(Amazon.co.jpより引用):
「Adobe Flash CS3 Professional」を使って、画像の補正や修復、
合成などのさまざまな加工をしてみたいという人にぴったりの本です。
14年間のノウハウの蓄積がある「1週間でマスターする」シリーズをリニューアル!
初心者に理解しやすい内容はそのままに、ひと目で理解できるようなビジュアルになりました。
POINT 1.サンプルファイルのダウンロード
POINT 2.操作がわかる動画ファイルのダウンロード
POINT 3.目的別に引ける逆引きINDEX
月曜日から日曜日まで、サンプルファイルを使って実際に手を動かしながら学びます。
もし、どう操作するのか分からなくなっても、動画ファイルで確認できるので安心です。
「どういう意味かな?」と思ったところは実習のあとの解説で確認。
ひととおり日曜日まで終わった後にコラムを読むと、さらに理解が深まり、楽しめます。
また、「月曜日からコツコツ進めるのではなくて、今すぐこれがやりたい!」という場合でも、
逆引きの索引があるからすぐに目的のページにジャンプできます。
初めてAdobe Flash CS3 Professionalにふれる人も、もうちょっと上手くなりたい人も、
そしてプロを目指す人でも、満足できる1冊です。
読んだ時期:
2009年5月17日〜2009年5月19日。
レビューとか感想とか:
触って覚えようFlashの本です。
個人的に私は、Flashと言う技術は余り必要だと考えておりません。
作る側、見せる側の自己満足の為に使われる技術であって
使う側、訪問者側に取っての技術では無いと思うからです。
特に、いきなり音が鳴り出したり、重くて中々開かなかったり
MovieがSkip出来なかったり、メニューがどこか分からないFlashサイトは
開いた瞬間閉じるようにしています。うざったいから。
そんなアンチFlashの私ですが、アンチだからと言って興味が無い訳では無く
「え〜、Flash出来ないの〜?」と言われるのも癪に障るので
触りだけでも押さえておこうと考え読んでみました。
ちなみに似たような本をもう一冊買ってあるのでそれ読んで
後はActionScriptを押さえればFlashドンと来い!だと思っています。
さて、まず最初の注意点としてソフトはついていません。
どこかから持ってくる必要があります。
私の場合はCS4の体験版をごにょごにょに入れて使いました。
CS3で「モーショントゥイーン」と呼ばれている機能が
CS4では「クラシックトゥイーン」と言う名前に変わっているのさえ押さえておけば
CS4でも本書を読み進めるのに問題は無いです。
たま〜に「あれ?これどこにあんの?」と思う事はありますが
基本的には迷う事無く読み進められるかと思います。
構成としては月曜日から日曜日までの構成で一日1単元ですが
実際にはもっとサクサク進められます。
私の場合で、たらたらやって2,3日位でした。
中身は、指示に従って一緒にFlashを作っていく「習うより慣れろ」方式です。
一緒に作っていくサンプルには、例えばこんなのがあります。→サンプル[PC専用]
恐らく本当に基本的な事しか触れてはいないと思います。
その代わり、理解し難い部分はあまりありませんでした。
独学の先生代わりに使うには中々優秀な本だと思います。
私もちょろちょろっと触ってみただけですが
しょぼいFlashバナー位はさくっと作れるようになりましたし(笑)
しょぼいFlashバナー[PC専用]
最後に、Flashと言う技術に対する所感です。
ActionScriptに殆ど触れていないので言い切るのは問題がありますが
ぶっちゃけ、そんなに難しい技術ではありません。
ちょろちょろっと勉強すればある程度は使えると思います。
ただ・・・とっても面倒臭いです(==;
フラッシュムービーを例に取りますと、時間と言う概念があるので、
ある意味動画編集なんかに近いイメージです。
ちまちまとした事を色々やらなくちゃいけません。
フルフラッシュサイトも、一番シンプルな物であれば
技術的には今の時点でも出来ない事は無いと思います。
でも・・・手間的に面倒臭すぎるような気がします(==;
まぁ慣れとノウハウの蓄積で大分変わるとは思いますが
ちまちました作業が好きではない私にはあまり向かない技術かなぁ、と感じました。
お気に入り度:
★★★★
お仕事用Webサイト:
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