突然の事故で夫を失ったサヤ。しかし奇妙な事件が起きる度、
亡き夫が他人の姿を借りて助けに来てくれる。
ゴーストになった夫と残された妻サヤの、切なく愛しい日々を描く連作ミステリ小説。
読んだ時期:
2009年10月07日。
レビューとか感想とか:
全体的にはふんわりした雰囲気の優しくて切ないお話です。
連作短編集ですが全体を通して一つの物語になっており
あまり短編と言う感じはしませんでした。
主人公である子連れの未亡人サヤと物語の最初でいきなり死んじゃった夫(の幽霊)
すくすくと育っていく息子ユウ坊を中心として、
日常のちょっとした事件が編毎に一つずつ書かれています。
冷静に考えると大した事件は起きていませんので、謎解きやサスペンス、ミステリー
その他ドラマチックな展開を好む方には向いていないと思います。
逆に日常を優しい視点で捉えて書かれている物語ですので
江國香織さんとかよしもとばななさんが好きな人には向いているかもしれません。
さて、先程ニュースを見て知ったのですが、今来ている台風、
かなり強い感じなのですか?「この10年で最大」とか何とか。
こりゃーいかん!明日は一日引きこもって安全に暮らそう。と思ったのですが
良く考えたら私の住んでいるアパート自体、築○十年のベテランでした。
吹っ飛ぶ時は家毎吹っ飛ぶと思うので、運を天に任せる事にします。
そ〜らぁをじゆうにっとっびたいな〜♪
はいっ!おおがたたいふ〜ぅ♪
お気に入り度:
★★★★★
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