表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、
ファンレターを書こうと思い立つ。
わが町のトピック「スイカジュース事件」をそこはかとなく綴ったところ、
意外にも作家本人から返事が。
しかも、例の事件に客観的な光を当て、ものの見事に実像を浮かび上がらせる内容だった―。
こうして始まった手紙の往復が、駒子の賑わしい毎日に新たな彩りを添えていく。
第3回鮎川哲也賞受賞作。
読んだ時期:
2009年10月17日。
レビューとか感想とか:
加納朋子さんの連絡短編小説。駒子シリーズの一作目です。
「スペース」を先に読んじゃって気になっていたのですが
ブックオフの105円コーナーで見つけて即買いしました。
えぇ、獲物を狙うハイエナのように飛びつき
外界から子供を守るお母さんライオンのように警戒しながらレジに運びました。
内容の方は、7話のお話で構成される『ななつのこ』と言う本に無性に惹かれた駒子さん、
勢いで作者の方と文通しちゃうお話です。ちょー大雑把に言うと。
本書自体が七つの短編になっていて、駒子さんの日常に起こるちょっとした事件が
『ななつのこ』の各お話と絡めて展開されていきます。
各短編の終わりが文通相手からの「解答編」(と言うか文通相手の推理)で終わり
実際の所はどーなのか・・・それは神のみぞ知るになっています。
最終話だけちょっと違ってそれまでのお話の集大成になっていますが
これからの展開を期待させる終わり方でした。
全体的にはほんわかした雰囲気で優しさに溢れていると思います。
つまり、殺伐としたお話が好きな方には向かない一冊です。
さて、今日は力いっぱい本を買い込んできました。
軽く14冊程。
いつ読む時間が取れるかは分かりませんが、
取りあえず積まれた本の山を見ながらニヤニヤしています。
いやー仕事に対するモチベーションも上がりますなぁ、でへへ。
早く自分にご褒美あげられるように頑張ります!
お気に入り度:
★★★
お仕事用Webサイト:
※携帯電話には対応しておりません。

