これから自首します (ノン・ノベル) (新書)

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 自称映画監督の勝馬に幼馴染みの小鹿が告白した。
 殺人を犯し自首すると約束していた友人が急に翻意したのでかっとなったという。
 しかし、殺した相手というのが、かつて犯罪をおかしてもいないのに自首騒ぎを起こした
 いわく付きの人物。今回の自首騒ぎにも何かいわくがありそうで…。
 勝馬には勝馬で正直者の小鹿に自首されては困る事情があった!?
 前代未聞の“自首”ミステリ誕生。


読んだ時期:
 2009年11月3日。


レビューとか感想とか:
 蒼井上鷹さんの小説です。
 この方のお話結構好きなんですけどあんまり売って無いんですよね。
 蒼井上鷹さんの小説の魅力の一つは「設定の妙」だと思います。
 良くこんな事思いつくもんだ。としみじみ感心してしまう位
 独特な雰囲気とシチュエーションを持ったお話が多いです。
 と言う訳で今回は「自首ミステリ」。
 まぁ要は自首したい人と自首させたくない友人の説得のしあいみたいなお話です。
 やっべ、やっちまった。自首します(´・ω・`)と言う素直な犯人と
 いやいや、ほら自首しても良い事無いって。あんな事やこんな事もあるじゃん。
 と主張する、でも実は自首されたらマズい理由がある友人。
 その二人の掛け合いが中心ですがそれを取り巻く環境や事件、
 その他諸々にも「自首」が関わっています。
 オチは尻切れトンボ・・失礼。
 余韻を残す終わり方で冷静に考えるとお話自体も普通なのですが
 素直に設定に感心させられました。物語として捉えると「びみょ〜」ですが、
 パズルでも見てる感じの面白さがありましたとさ。

 ところで「ノン・ノベル」って何かご存知でしょうか?
 タイトルをAmazonからコピった時にふと気になったので調べてみました。
 結果「ノンフィクションノベル 【nonfiction novel】」の略、
 「実際の事件や事実に基づいて構成された小説。」だそーです。
 へー、てっきり「小説じゃないよ」の意味だと思ってました。
 「小説じゃない小説」ってのはさすがにおかしいか。


お気に入り度:
 ★★★






お仕事用Webサイト:pcs
※携帯電話には対応しておりません。


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posted by ササキマコト at 15:46 | ☔ | 小説