カカオ80%の夏 (ミステリーYA!) (単行本)

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 私は、三浦凪、17歳。
 好きなものは、カカオ80%のチョコレートとミステリー。
 苦手なことは、群れることと甘えること。
 夏休みに、クラスメートの雪絵が、書き置きを残して姿を消した。
 おとなしくて、ボランティアに打ち込むマジメな雪絵が、いったいどうして…?
 カレでもできたのか?気乗りはしないけれど、私は調査に乗り出した。
 ひと夏のきらきらした瞬間を封じ込めた、おしゃれなハードボイルド・ミステリー。


読んだ時期:
 2009年11月20日。


レビューとか感想とか:
 ブックオフで私に「ねぇ、読んでよ〜」と言ってきた一冊です。
 根拠も何も無く、表紙だけ見て衝動買いしてしまいました。何でだろ。
 内容を一言で言えば「失踪したクラスメートを探す少女の旅」です。
 トリックや謎解きの類はあまり大した事は無い・・と言うかおまけで
 どちらかと言うとヒューマンドラマ的な部分がメインで書かれていました。
 特に最初は一人で悪戦苦闘する主人公に仲間が一人でき、二人でき
 最終的には皆の力を借りて敵を討つ所なんか、
 どこのバトルマンガだって感じです。
 全体的には綺麗にまとまっている印象を受けました。
 遊び心も感じられて、最後の大立ち回りなんて「えっ?こいつがその役目?」と
 目が点になってしまいました。
 空手の黒帯ってあ〜た・・・もうちょっと出番作ってやれよ。
 良く分からないかもしれませんがそんな本でした。


お気に入り度:
 ★★★★






お仕事用Webサイト:pcs
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posted by ササキマコト at 13:03 | ☔ | 小説