海の底 (角川文庫) (文庫)

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。
 停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。
 巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」
 自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。
 一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―
 ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント。


読んだ時期:
 2010年4月5日。


レビューとか感想とか:
 この人の本は面白いなぁ。と言う訳で有川浩さんの小説です。
 やっぱり自衛隊物で雰囲気は『空の中』寄り。
 恋愛要素は私が今まで読んだ本より抑え目ながらも
 やっぱり最後はニンマリしちゃうのではないかと。
 舞台は潜水艦、とは言っても殆ど動かないんですけどね。
 突如現れた巨大な甲殻類、まぁ一言で言ってしまえば『でっかいザリガニもどき』。
 こいつらがわちゃわちゃといっぱい上陸してくる訳です。
 んで、自衛官の皆様もわーって逃げようとするんだけどちょっと待ったぁ!
 逃げ遅れた子供達発見。助けろー!わー!
 やべー!こりゃもう逃げらんねー!
 仕方ない、潜水艦に立てこもるぞー!
 ってのがプロローグです。
 後は、潜水艦に閉じ込められた自衛官二人とお子ちゃま達の立てこもり大作戦。
 外は外で警察と自衛隊のせめぎ合い、てか痒い所に手が届かない掃討作戦。
 潜水艦の中は救助が来るか否かのストレスフルな環境下での人間模様が描かれ
 外は外で立場の違いに四苦八苦しつつも協力し合う踊る大捜査線が描かれています。
 事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!
 感想の方ですが、『空の中』よりは読みやすいのじゃないかと。
 恋愛要素も抑え目ながら個人的には結構好きです。
 ただちょっと警戒しちゃったのが、警察と自衛隊の立場の違いや連携の難しさ的な記述。
 私自身、自分の意見を言える程その分野に明るくありません。
 その為、警察上層部と自衛隊や米軍とのやり取りが完全にフィクションなのか
 あるいは何か世の中を皮肉ってるのかは分かりませんでしたが
 何かメッセージ性が含まれているような気がしてちょっと嫌だったです。
 娯楽小説はのほほんと読みたい派なんですよ。のほほんのほほん。


お気に入り度:
 ★★★★






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posted by ササキマコト at 12:10 | 小説