図書館戦争 (単行本)

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 正義の味方、図書館を駆ける!
 ―公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として
 『メディア良化法』が成立・施行された現代。
 超法規的検閲に対抗するため、立てよ図書館!狩られる本を、明日を守れ。


読んだ時期:
 2010年4月6日〜2010年4月7日。


レビューとか感想とか:
 負けました。
 乗り遅れた感があったので手には取るまいと思っていたのですが負けました。
 負けたからには開き直ります。有川浩さんの本は全部追う。
 「大人向けのライトノベル」を自認しているだけあって
 文体は結構好きですし、自衛隊物も思ったより抵抗無かったですし
 変な主張が(仮に紛れてはいても)個人的には鼻につかないので
 娯楽と割り切った上できっちり読ませて頂きます。
 と言う訳で、シリーズ物だから躊躇していた図書館戦争です。
 以前友達とこの本の話題になった時に、「何か本当に戦争やるらしいねー」と言われ
 タイトルに「戦争」とついているにも関わらず半信半疑だったのですが
 しっかり戦争でした。本格的にドンパチやってるのはさすがに予想外でしたけど。
 テーマは端的に言って、言論統制 vs 表現の自由って所でしょうか。
 言論統制代表がメディア良化委員会とやらで
 表現の自由代表が『図書館』になっています。
 『図書館』は実在する図書館とはある意味別物、一つの独立組織として
 結構な力を持っています。お金は無いけど。
 んで、メディア良化委員会と図書館で本の奪い合いしたりしてるのですよ。
 しかも武力介入付きで。
 誤解を承知で言えば、本を燃やす為に建物に火を放つのがOKな世界観です。
 結構あり得ない位無茶な設定なのですが、そこは深く考えちゃダメですよ。
 ほんでもって、そんな世界の人間関係や恋愛模様が主に書かれています。
 えっ?良く分からないですって?
 う〜ん(−公−;
 イメージ的には・・昔のJASR○CとY○uTubeが喧嘩してる中で
 Y○uTubの中の人達の惚れた腫れたが書かれているみたいな感じです。
 実際のドンパチありで。
 うん、私の語彙力ではこれ以上の説明は無理。
 読んだ感想としては「今まで以上にエンターテインメント性を意識したのかなぁ」です。
 良くも悪くも万人ウケを狙った本、と言う印象を受けました。
 個人的には、設定はともかくとして無難な線を攻めてるように感じております。
 まぁ、その割にはAmazonさんのレビューは賛否両論でしたけどね。
 私の目から見て、主人公に感情移入したい人、リアリティを求める人はNG、
 そこら辺深く気にしない人はOK、だと思います。
 正直、主人公の性格は好き嫌い分かれると思いますし
 私自身、好きか?と問われたらちょっと困ります。
 ついでに設定他、決してリアリティのある話だとも思いません。
 ですが、第三者的な視点でドラマを見るように読めるのであれば結構面白いと思います。

 ところで有川浩さんの本、内容もさる事ながらあとがきが好きなんですよ。
 ちょっと裏話的な事も書いてあったりなんだりで。
 ついでに本の内容以上に壊れt・・くだけていて。
 いつか機会があったら有川浩さんご本人とお話してみたいなーと思う位には
 あとがきだけで興味を惹かれています。
 まぁ多分そんな機会は無いでしょうけど、言うのはタダですもんね。
 こーゆー所で言っておけばいつかまかり間違って実現するかもしれませんし
 何より!
 将来何かのご縁でお話する機会が出来た場合に
 「ずっとお話したいと思っていたのです」と言っても嘘くさくならない。
 そんな打算も働いてますが表向きは内緒です。

 芽が出るかはともかくとして、種は蒔いておいて損は無いと言う事を
 私は自営を始めてから特に感じております。
 言うのはタダ!名言です。

 余談ですが、言うのがタダじゃなくなったら私は多分口を閉ざします。


お気に入り度:
 ★★★★★






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posted by ササキマコト at 11:04 | 小説