本の内容(Amazon.co.jpより引用):
中学1年生の海月が幼馴染の樹絵里に誘われて入部したのは「飛行クラブ」。
メンバーは2年生の変人部長・神、通称カミサマをはじめとするワケあり部員たち。
果たして、空に舞い上がれるか!?私たちは空が飛べる。きっと飛べる。かならず飛べる。
空とぶ青春小説。
読んだ時期:
2010年6月8日。
レビューとか感想とか:
あれ?こんなの出てたっけ?と言う訳で手に取ってみた加納朋子さんの小説。
期待していた内容とは違いましたが面白かったです。
内容は学園青春もの。ミステリー要素は無し。
中学校に入学した主人公♀は幼馴染に引きずられて「飛行クラブ」なる部活動へ。
否、部活動未満へ。
何でそんな珍妙な部活動未満に入ったかと言うとそりゃーもう青春のお約束。
ただ単に幼馴染が好意を寄せている先輩がそのクラブらしいから。
勢いに引きずられて入部した主人公♀の初仕事は・・・部員集め。
部員が集まらないと部には昇格できないそうな。
主に態度と空気の読めなさが「神」なカミサマ部長を始め、
とてもとても個性豊かな登場人物たちがあっちへフラフラ、
こっちでてんやわんやと甘酸っぱい青春を謳歌する話です。
展開自体はちょっとありきたりで、上手くのめり込まないと
「あらまぁ、随分都合の良い展開だ事」と思うかもしれません。
だけどそのベタさが魅力の一つだと思います。
私は期待通りの展開にニヤニヤしちゃいました。
単純な展開でほんわかしたい人向けな一冊です。
ちなみに曲者揃いの登場人物達ですが、
一番の曲者は主人公の母親でしょう。
自分の母親じゃなくて友達の母親に欲しいタイプの逸材です。
ふぅ、久しぶりに真面目に書評っぽい事書いたな。
余談ですが、この本を読んでいる時に
我が家に居候している蜘蛛が出没しやがりました。
こいつは何故か夏が近づいてくるとたまに出没しやがります。
「よぅ、元気ー?夏バテしてない?」みたいな感じで気軽にひょっこりと。
正直言ってさっさといなくなって欲しいのですが
どうにもこうにも私のスキルと根性では手の出しようがないので
今回も長い交渉の末引っ込んで貰いました。
もうね、いるのは仕方ない。おまえも生きてるもんな。
自由に大地を駆け回りたいもんな。
だからいるのは許してやろう。
家賃を払っているのは私だけどそこには目をつぶろう。
だけどお願いだから、私の前に姿を現すな!
頼むから私の目につかない所でひっそりと生活を営んで下さい。
おまえなら分かるだろ?
頼むから・・頼むから・・お願い(つд`)
お気に入り度:
★★★★★
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