本の内容(Amazon.co.jpより引用):
セキュリティの基本知識が図解でまるわかり
ファイアウォール、VPN、暗号技術から情報セキュリティまで、
現在の企業ネットワークに不可欠なセキュリティの基本知識を
体系的にやさしく解説します。
とっつきにくいと思いがちなセキュリティの技術と考え方を図解でイメージできる、
初心者必読の一冊です。
第1章 ネットワークセキュリティの全体像
第2章 情報セキュリティ超入門
第3章 セキュリティ要素技術超入門
第4章 通信ベースのセキュリティ超入門
第5章 ネットワークベースのセキュリティ超入門
第6章 無線LANセキュリティ超入門
第7章 ウイルス・スパムメール対策超入門
読んだ時期:
2010年10月8日〜2010年10月9日。
レビューとか感想とか:
さ〜て、ネットワーク周りで遊ぶぞー!と思ったのですが
基礎がきちんと分かっていない事に気づいた私、愕然としました。
と言う訳で「超入門」の文字に惹かれて手に取って見た訳です。
内容はネットワークセキュリティについて広く浅く書かれていました。
また実際の対策手法と言うよりは概念や理論に関する本です。
例を挙げると、ファイアーウォールとは何ぞや?ってな仕組みに関するお話や
どこら辺に目を付けて対策を考えるべきなのか?と言った概念的な部分、
後は機器等に関するざっくりとした説明など。
気を付けるべき点としては「超入門」と言っても全くの素人向けではありません。
ある程度パソコンの仕組みや通信に対する基礎知識は持っているけど
セキュリティの分野はやった事が無い、みたいな人が対象でしょう。
横文字やカタカナも沢山出てきますしね(^^;
目安としては、例えば情報処理技術者試験用の初心者向けテキストを開いて
眠くなっちゃう人は避けた方が無難、例え中身が理解出来なかったとしても
眠くならないで読み続けられる人は手に取っても良いと思います。
具体的な実装方法については触れられていませんので即戦力的ではありませんが
まず一歩踏み込むための前準備として押さえておいて良い本だと感じました。
さて、この本を読んで・・と言うか最近考えを改めました。
基本的に私は技術的な分野では書籍を重要視していない傾向にあります。
分からん事はネットで調べりゃいーじゃん、と思っているので。
ただ取っ掛かりが見えない分野、初めて触れる分野においては
書籍で数冊読んでから入るのも良いかな、と思い直しました。
ある程度の全体像が体系だって記載されているので
何となく概要を把握する上では良いかな、と。
どーせ全部なんて元からカバーしきれないのだから
まずは本で全体像を漠然と把握してからネットで詳細を補完して行くのもアリか、と
今では考えております。
ただやっぱり言語系は本読むより実際にやった方が早いと思いますけどね。
お気に入り度:
★★★
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