牛丼一杯の儲けは9円―「利益」と「仕入れ」の仁義なき経済学 (幻冬舎新書) [新書]

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 牛丼屋は安さの限界を追求する。よって並盛り一杯350円の儲けは、およそ9円。
 だが、利益を伸ばす余地はまだある。
 材料費が10円下がれば、同じ値段でも儲けは倍になるのだ。
 かように、どんな業種も仕入れの工夫でさらに利幅を増やすことができる。
 いってみれば、仕入れほど、売り手と買い手が激しい価格交渉を繰り返し、
 互いの知恵を戦わせる分野もない。
 仕入れがわかれば、モノの値段と利益の本質が見える。


読んだ時期:
 2010年11月2日。


レビューとか感想とか:
 ひと言で言うと物販関係の仕入れに関するお話でした。
 要するに、仕入を安くすれば利益上がりますよー、
 如何に値切るか、安くさせるかが腕の見せ所ですよー、ってのと
 如何にコストを抑えるか、消費者が気にならない部分を削るかがポイントですよー
 みたいな事が書かれています。多分。
 私は職業柄何かを仕入れる事が殆ど無いからかもしれませんが
 根本的な部分でこの方の考え方は私に合わないと感じました。
 実利面から見ると正しいのかもしれないけど何か嫌。
 実際の所は勿論分かりませんが、最初に提示された見積もりから
 どこまで下げさせられるか至上主義のような印象を受けたのですよね。
 有能な方なのでしょうしバイヤーと言う職種では正しい姿勢なのかもしれませんが
 私がお仕事であまりお付き合いしたくない考え方です。
 私、基本的に値引きしないし。業界柄って奴ですかね。

 実は私、自分から出した見積もりの金額に対して
 値引き交渉された事って殆どありません。ありがたやー。
 私が値引きしない奴だってバレてるのかしら。
 「予算の都合で何とかならんかね?」みたいなご相談をいただいた場合は
 う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん(−公−;ってなった上で
 今までのお付き合いとかこれからのお付き合いとか人柄とか仕事の面白さとか
 まぁ率直に言っちゃえば「打算」「きまぐれ」「優しさ」のどれかで
 値引く事はありますがそれ位です。
 あっ、後「この機能いらんから安くして」もあるか。
 でもその位です。内容変更無しで金額だけ安くってのはしません。
 「ちみちみ、他社はこんなに安いのだよ」とか言われたら
 「じゃあそこに頼んで下さい」で多分終わります。
 なもんで「見積もりから如何に値引けるかが腕の見せ所」って方とは
 そもそもお仕事が成立しなかったりします。
 だってご飯食べられなくなっちゃうもん。
 ってのは言い過ぎにしてもやる気無くなっちゃうもん。
 ビジネスマンの大部分の方がそうだと思いますが
 私も見積もりはかな〜〜〜〜〜り真剣にやります。
 その段階で結構技術的な下調べとかもしてたりします、何気に。
 ほんでもって駆け引きとか腹の探り合いに時間割くのが勿体ないので
 最初から自分なりの適正価格、要はギリギリの価格で見積もり出しちゃいます。
 リスクヘッジ?なにそれ?美味しいの?
 通ったらラッキーで変な金額乗せた見積もりはしないっすよ。
 なもんで値引きはむ〜り〜ヾ(´∀`)ノ

 私なんぞの若輩者の意見なので参考になるのかは甚だ怪しいですが
 ついでに私のいる業界でしか通用しない気もしますが
 「なんかついつい値引きしちゃうんだよねー(´・ω・`)」って方や
 「値引くべきか値引かないべきか・・(−公−;」ってよく悩む方は
 最初の見積もりに対する頑張り具合をがっつり引き上げてみては如何でしょ?
 それこそ未来予知して掛かる費用及び必要な利益を1円単位で見極める勢いで。
 そんで根拠の言えない金額は乗せない。
 そこまで頑張っちゃえば自分の出した見積もりに対して愛着も湧くでしょうし
 そもそも値引く余地が無いのでスッキリする気がします。
 「値引きだとぅ?俺様が一生懸命作った見積もりが信用ならねーってが!
  こっちもご飯食べてかねーとならねーんだ。
  だったら安くする分ご飯食わせてくれ。寿司だ。ステーキでもいーぞぅ。
  ついでに可愛いおねーさんがあーんってしてくれるオプションもつけてくれ。
  あと甘い物は別腹で頼むな。
  で、何でしたっけ?見積もり?
  いや〜それがですね〜、こちらもギリギリでして、いやそんな、殺生な。
  そこを一つ宜しく頼みますよ〜。」
 位の勢いでどーぞ(−−)ノ

 まぁ背に腹は代えられぬって程切羽詰ってないから言える事かもですけどね。
 ちなみにですが、実際のお仕事で値引きを要求されているとかでは全然無いです。
 なんか本読んでたら色々考えちゃったので熱く語っちゃったのです。ごめんちゃい。


お気に入り度:
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posted by ササキマコト at 03:52 | ビジネス書