本の内容(Amazon.co.jpより引用):
会社の近くに小さな印刷所がある。
毎日、女性が山積みの紙の束を台車で運ぶのだが、
ブロックの継ぎ目があるためガタガタ揺れる。
彼女は、束が落ちないように押さえ、直し、また運び始める。
工夫を重ねた相当な熟練だ。しかし、このスキルは本当に必要だろうか。
横に枠の付いた台車に変更すれば問題はすぐ解決する。
では、なぜ彼女は、会社は改善しないのか…。
本書では、仕事の現場で放置してしまっている「非効率な努力」の
原因と解決のヒントをお話ししていきたい。
読んだ時期:
2010年11月10日。
レビューとか感想とか:
頑張ってるんだけど成果に繋がらない、そんな空回りしている人を「残念な人」と定義し
反面教師的に残念な人にならないように頑張りましょーな本。
・・ってのがコンセプトだとは思うのですが、
何でもかんでも残念って言えばいーもんでもねーぞ、と。
一言で言ってしまえば玉石混交な一冊でした。
前半部分はちょっと違和感を覚えつつも「なるほど!」と思う事が多かったのですが
読み進めるに従って「う〜む、それってただの俺ルールじゃね?」ってな感想や
「う〜む、それってただの愚痴じゃね?」ってな感想が増えてきて
最終的には「あぁ、この著者も結構残念な人だなぁ(´−ω−`)」となりましたとさ。
結構良い事も書かれていただけにとても勿体ない印象です。
俺ルールのご披露部分以外は楽しめました。
た〜だ〜し〜。一つだけ、どーーーしても内容にケチをつけたい部分があります。
対面、電話、メールのメリット・デメリットを挙げて比較している部分。
まぁ話の展開としては、残念なメールの話で、メールのデメリットを強調したいが為に
わざわざ公平ぶって比較しつつメールをこき下ろすみたいな使い方をしているのですが
その比較の中身に大きく疑問を感じました。
だってメールのメリットに、私が一番メリットだと思っている内容が
これっぽっちも含まれていなかったんですもん。
あえて超上から目線で言いますが、おいおっさん、
あんたはメールの良さってもんがこれっぽっちも分かっていない。
ビジネスメールの一番のメリットは「記録に残る」って事でしょーが。
メールが普及してからどれだけ言った言わないの水掛け論に使われる
可哀想なお水さん達が減った事か。これこそ正にエコだろ!エコ!
まぁエコは冗談ですが、私が感じるメールのメリットって「記録に残る」一択です。
別に意見が対立した時に〜とか言った言わないで〜とかネガティブな話じゃなくても
メモを取らなくて良いってのは結構便利じゃないですかね(−−?
必要な情報をメールで送っておいて貰えれば忘れちゃっても後から聞き返す必要も無いし
待ち合わせの日時や場所なんか口頭での伝達に比べて紛れが起きにくいし
目印付けておけばToDoリストになるしで本質的に怠け者な私からすれば
とても重宝するツールですよ。
結局は使い方が下手なだk・・ごふごふ(−q−)
とか書いてたら素朴な疑問が出てきちゃったのですが
チャット会議ってなんで普及しないんでしょ(−−?
後からログ見直してまとめれば良いから議事録係いらなくなるだろうし
色々メリットもありそうな気がするのですが
やっぱり文字打つのが面倒臭いからでしょーかね。
社長@偉い人>おい!部長!今月の営業成績はなんだね?!
部長@平謝り>いや〜、それがですね〜、おい!課長!
課長@とばっちり>いや〜・・・申し訳ございません。
社長@激怒中>お前たちは普段何をやっつるんだ!私の若い頃はだなぁ。
若手@無関心>やっつるですよね。やっぱ今の時代はやっつるっすよ。
営業会議も一気にほのぼの(笑)
怖い上司もどんと来い!
打ちまつがいはドンマイですよ!
御社の会議に新しい風を!
一体何の宣伝してるんだ、私は_| ̄|○
お気に入り度:
★★
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