幸福な生活/百田尚樹

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 「道子さんを殺したのは、私なのよ――」
 認知症が進んでから母はよく喋るようになった。
 しかし、その話の大半は出鱈目だ。
 妻は自分がいつ殺されたのと笑うだろう。
 施設を見舞うたびに進行していく症状。
 子どもの頃に父が家出して以来、
 女手ひとつで自分と弟を育ててくれた母をぼくは不憫に思えてならない。
 久しぶりに訪れた実家の庭でぼくは、むかし大のお気に入りだった人形を見つける。
 40年ぶりに手にした懐かしい人形。
 だが、それはおそろしい過去をよみがえらせた……(「母の記憶」より)。
 サスペンス、ファンタジー、ホラー……、様々な18話の物語、
 そのすべての最後の1行が衝撃的な台詞になっているという凝った構成。

読んだ時期:
 2011年6月8日。

レビューとか感想とか:
 帯の煽り文句は「最後の1行がこんなに衝撃的な小説はあったろうか。」
 乾くるみさん系の面白さを期待して読んだのですが、
 どちらかと言うと歌野晶午さん系でした。
 内容は、幸福では無い短編集・・と言うよりはショートショート。
 最後の1行でオチがつきます。
 個人的にはそこまで衝撃的でも無かった「ああ、やっぱり」と思えるオチが多かったのですが、
 全体を通して考えると結構楽しめました。
 ただしブラックジョーク的な面白さですので幸せなお話を読みたい方は
 止めておいた方が無難です。
 「ハッピーエンドにさよならを」と印象が被る一冊でした。

 さて、気づいたら何となく始めた禁煙が4か月も続いております。
 なにか変っているのでしょうがあまり実感はありません。
 ただし残念な事に味覚は前より過敏になったようです。
 「なんで残念なの?良かったじゃん」と思ったそこのあなた、それは考えが甘い。
 味覚が過敏になったって事はそれだけ美味しくない物も分かるようになったのですよ。
 まぁ分かりやすく言うと自炊した時の話なんですがね。
 凝ったものを作れば作るほど、微妙な美味さ。
 決して美味しくない訳でもないのですが、
 そこまで大絶賛する程の味でもねーなーと。
 最近の自炊では素材の味を引きだす事がテーマになっております。

 要は調理しないでそのまま食べるって事なんですけどね。
 その方が美味しかったりする。

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト at 13:46 | 小説