◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):
本土から1500キロ離れた東硫黄島。火山の噴火から避難するため
住民が東京に移住してしまった孤島である。
そんな島で同窓会が開かれることになり、
久しぶりに東硫黄高校同窓生36名中、
不登校だった1名を除く35名が集まった。
ところが、和やかなムードで始まった同窓会は一変、
突如乱入した殺人ピエロにより集まったクラスメイトが次々に惨殺されていく。
血塗られた殺人ピエロの正体は?
第4回『このミステリーがすごい!』大賞特別奨励賞受賞作品。
◆読んだ時期:
2011年8月2日。
◆レビューとか感想とか:
読み終わってから知ったのですが「12歳の書いたミステリー」というのが
本作のウリだったらしいです。へー、そーなんだ。
個人的には、高見広春さんの「バトルロワイヤル」と
上甲宣之さんの「そのケータイはXXで」と山田悠介さんをぐにぐにと混ぜ合わせて
それにミステリーのスパイスを振りかけたもの、との印象を受けました。
正直言ってツッコミ所は多々ありますが、パニックものだしなぁ。
そこら辺は優しくスルーしてあげるのが良いと思います。
いろいろ惜しい感じはしましたがそれなりに面白かったです。
というのが色眼鏡なしの感想。
「12歳の書いたミステリー」というのを踏まえるとあまり好意的には見れません。
本当に12歳が書いたのはどこからどこまでの部分?と
意地悪なツッコミをしたい訳では無いですが色々と気になります。
ジャンルはミステリーと呼ぶには抵抗があるし、
商業的な匂いが露骨に感じられて不愉快でした。
某芸能人の「KAGEROU」もそうですが、小説というジャンルなのですから
純粋に本の内容で勝負して欲しいなーと思います。
さて、実は今まであまり意識したことが無かったのですが
本を読む環境や状況ってのは意外と大切ですね。
私の場合、仕事の予定が立て込んでいるときに長編小説を読んでも
仕事の方が気になってあまり楽しめません。
逆に暇ーなときに家でまったりショートショートを読んでいると
途中で飽きてしまいます。
環境もそうです。
家の中、特にお風呂やトイレが集中できる人もいれば
喫茶店や公園が集中できると言う人もいるでしょう。
私はどうだろ(−−?
ちょっとばっかし考えてみたところ、驚愕の事実が発覚しました。
私が一番集中して本を読めるのって新幹線の中だσ(^◇^;
「もちっと身近なところにならんかね?」と現在自分に交渉中です。
皆さんの読書スポットはどこですか?
◆お気に入り度:
★★
■お仕事用Webサイト
ITの万屋 PCS - Piyopiyo Create Service
■ランダムでファジーなランキング?サイト
らんだむふぁじーらんきんぐ?らふら
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