人格転移の殺人/西澤保彦

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、
 人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、
 脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。
 犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか?
 人格と論理が輪舞する奇想天外西沢マジック。寝不足覚悟の面白さ。

読んだ時期:
 2011年8月3日。

レビューとか感想とか:
 西澤保彦さんのSFミステリ作品です。
 この方の作品は私にとってかなり当たり外れが激しいのですよね。
 今回は当たり(*´ェ`*)
 内容は入った人の人格を交換する装置が引き起こすややこしいお話です。
 2人で入ると2人の、3人で入ると3人の人格を交換する装置が何故かあってですね。
 しかも交換された人格はその装置を出た後でも不定期に交換され続けるのです。
 2人だったらまだしも3人以上だったら誰が誰に入っているかややこしいですね。
 そんな装置に何も知らない人間6人が飛び込むのです。地震から逃げるために。
 さぁそれが悲劇の始まり。
 不定期に交換され続ける人格、そして何故か発生する殺人事件。
 犯人は分かってる。あいつだ。
 でも一体あいつに入っている人格は誰のだ?ってなお話です。
 あー、ややこし。
 実は私、比較的初期の段階で犯人とか謎の答えが分かったのです。
 ある図が出てきた段階で人を入れ替えて確認しちゃいましたもん。
 ですが、そこまで分かっていた状態で読んでも
 謎解きシーンは結構ややこしかったです(−公−;
 えっとー、この時この身体に入っていたのはこの人格でーみたいな感じ。
 なもんで論理的思考が苦手な方にはオススメできません。
 そこが面白さのキモなので。
 逆に論理的検証やパズル系が好きな方は楽しめると思います。

 さて、突然ですがボールペンのインクが出なくなりました。
 以前書いた気もしますが、今使っているボールペンは1本数千円の奴なのですね。
 前はコンビニとかで100円くらいのを買っていたのですが
 あいつらはすぐ行方不明になりやがります。
 それが勿体なかったので、無くなると地味に切なくなるくらいの予算を掛けて
 それなりに大事にしてあげることにしたのです。
 結果は上々で、年単位で居座り続けインク切れまでご在宅でした。
 そしてこの度、私の人生における初体験の日がやってきたのです。
 そうです。替え芯の購入です。
 今まではインク切れるとボールペン毎交換していたので何気に人生初ですよ。
 とは言ってもたかが替え芯の購入、文具コーナーでささっと買ってこよう。
 そう思っていたのですが・・・甘かった_| ̄|○
 まず微妙にマイナーなタイプの芯なのか、デパートの文具コーナーでは見つからず。
 型番どころか似たような形状の芯自体が見つかりませんでした。
 何軒か回っても一向に見つからないので結構歩いて文房具屋さんへ。
 さぁここからが問題です。
 今度は似てるけど微妙に違う替え芯がてんこ盛り(つд`)
 お目目が痛くなっちゃうよ。
 結局その場でも30分くらい格闘して一番形状が近い芯を購入しました。
 まんま同じ型番の奴は結局見つからなかったのですが、
 まぁ多分大丈夫でしょ!と思ったらやっぱり大丈夫。
 お陰様で無事ボールペンは復活です。
 今まで以上に愛着が湧きましたよ。
 まぁ殺意はそれ以上に湧いたんですけどね。

お気に入り度:
 ★★★★




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posted by ササキマコト at 05:47 | 小説