◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):
石持浅海がおくる本格ミステリ最新作登場!
子供を攫われた親たちは、容疑者宅へ押し入る。
そこは“人面屋敷”と呼ばれる不気味な邸宅だった!
新たな事件!そして明らかになった過去の事件の真相は!?
◆読んだ時期:
2011年8月27日。
◆レビューとか感想とか:
石持浅海さんの最新作です。
内容は、子供が失踪した親たちが容疑者宅へ押しかけてドタバタする話です。
基本的なストーリー展開は
1.「館」内で自分たちの子供の痕跡を探す
2.ドタバタしている間に起きた「事件」の謎を解く
の2つとなっています。
相変わらず結末があっさりしていたり、登場人物の妄想が激しかったりと
いつも通りと言えばいつも通りなのですが、微妙に詰め込み過ぎじゃね?
個人的に石持浅海さんの作品の面白さは、一つの事象に対して
延々掘り下げて思考していく過程にあると思っています。
警察に通報するか否かだったり図書館からどうやって脱出するかだったり、
ある意味単純な出来事に対して延々悩んでいく感じ。
今回は途中であまり関係無いように思える事件が起こったりと、
ちょっとばっかしテーマがぶれちゃった印象を受けました。
個人的には、子供を探すならその一点に絞って
延々やりとりして欲しかったなーと言うのが正直なところです。
面白かったことは面白かったのですが、
いまいち乗り切れないまま終わった一冊でした。
さて、突然ですが「新・鬼ヶ島」ってゲーム知ってらっしゃる方いません?
昔あったディスクシステム用のアドベンチャーゲームで、
昔話をごちゃまぜにして独自解釈を加えた名作です。
当時小学生だか中学生だったかの私は地味にハマり、
ほのぼのしながらもうるうるしたもんです。
昨日、何の脈絡も無く突然思い出しましてね。
DS当たりで出てねーかなーと思ってgoogle先生にお伺いをたて、
Wikipediaさんで情報を集め、画像検索で当時のパッケージを眺め、
Amazonさんで調べてマンガも出てたなーってのを思い出し、
ようつべさんでゲーム動画を眺めた末、満足して飽きたのです。
良くも悪くも便利な世の中になったもんだなぁ。
◆お気に入り度:
★★★
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