平台がおまちかね/大崎梢

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら、何故か冷たくあしらわれ…、
 文学賞の贈呈式では、当日、会場に受賞者が現れない…!?
 新人出版社営業部員の井辻くんは、個性的な面々に囲まれながら、
 波爛万丈の日々を奮闘中。本が好き。
 でも、とある事情で編集部にはいきたくなかった井辻くんの、ハートフル・ミステリ。
 “出版社営業・井辻智紀の業務日誌”シリーズ第一弾。

読んだ時期:
 2011年9月16日。

レビューとか感想とか:
 出版社営業ひつじ君のドタバタ日常記シリーズ一作目です。
 実は二作目の「背表紙は歌う」を先に読んじゃったのですが
 どちらから読んでもあまり問題は無いかと。
 内容は出版社営業のひつじ君・・もとい、井辻くんがなんかトラブルに巻き込まれて
 ちょっと涙目になりながら右往左往してるとなんか解決しちゃった、なお話です。
 ジャンルとしては日常の謎系ミステリー連作短編集ですが、
 がっつり謎が出てきて「真相は如何に?」といった雰囲気では無く
 どちらかと言うと仕事上のトラブルに対処する感じでした。
 一応は井辻くんが謎を解く役割なのですが、真柴さんの方が多分魅力的だし。
 そのため「ミステリーだぁ!」と気合を入れ過ぎると肩透かしを喰らうかもしれません。
 出版業界で働く井辻くんのドタバタ日常記ミステリー風味といった風情ですので、
 例えば坂木司さんのように微妙にまったりした空気感が好きな方は楽しめると思います。
 って「背表紙は歌う」と同じ感想になってしまった<( ̄◇ ̄;)>
 全体的にまったりほんわかムードなので、本好き、本屋好きな方はどーぞです。

 さて、実は最近気づいたのですが、本を読むのが前より少しだけ速くなりました。
 1ページ当たりの文字数にも寄りますが、一般的な小説の場合、
 大体1時間に100ページ前後読めるスピードだったのですよね。
 それが気づいたら120ページ前後になっていました。
 私は速読的なものが出来ないのであまり期待していなかったのですが、
 少しは速くなるのですね。ちょっと嬉しいです。
 そして劇的に変わったのがお仕事関係の資料を読むスピード。
 仕事柄、細かいところまでは押さえておかなくてもよいけど
 大雑把に全体像を把握しておかなくちゃいけない資料とかもあるのですね。
 例えば操作マニュアルだったり、技術書だったり。
 そこら辺を流し読むスピードが格段に上がりました。
 これは嬉しい誤算ですね。
 働かないために働いている私としては、
 時間を掛けないで同じ成果が上がるのは諸手をあげて歓迎すべき事態です。
 この調子で更に倍くらいにならねーかなーと欲張っていたりするのですが
 それはそれ。のんびり改善策を考えていこうと思います。

 ちなみに読むスピードが上がった原因ですが、恐らく流し読みが増えたのと
 そのための瞬間的な判断が出来るようになったからだと考えています。
 例えば、会話部分はじっくり読まないと話の筋が分からなくなったりしますが
 風景描写や本筋には関係無い補足的な描写、箸を手に取ったとか
 ロケットパンチが出せるか小一時間悩んだとかは何となく読めば事足ります。
 そこら辺の判断を無意識のうちにして、読み流しても問題無いと思われる部分を
 ちゃちゃっと読み流すようになったのがスピードが上がった原因だと思います。
 それらをひと言でまとめると「慣れ」ですね。身も蓋も無い結論だけど。

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト at 08:15 | 小説