◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):
パートナーを機械で理想のタイプに変換し、愛することのできる時代が到来
した。その技術に賛否が分かれる中、思いも寄らぬ恐怖が開発者を襲う!
表題作『マリオネット・エンジン』など恐怖に満ちた6作品を収録!
ロジックに定評ある西澤保彦のすべてを凝縮したSFホラー短編集誕生!!
◆読んだ時期:
2011年11月5日。
◆レビューとか感想とか:
私にとって当たり外れが激しい西澤保彦さんの作品です。
さぁ今回はどっちだ?!
・・・面白いかどーかは別にして結構好きかも(−−)
内容は短編が6つ、ミステリーではありません。
ちなみに「SFホラー短編」となっていますが「SFでホラー」ではなく
「SFだったりホラーだったり」と解釈した方が妥当だと思います。
個人的には最初の「シュガー・エンドレス」が一番好き。
砂糖に対する印象が変わります。食べるの怖くなっちゃいますよ。
全体的には雰囲気を味わう作品です。
ロジカルに考えちゃうとおかしなところは多々ありますし、
西澤さんの他の著作と同じタイプの面白さを期待するとガッカリするかもしれません。
あまり考え過ぎずに感性で楽しむのが良いと思います。
さて、皆さんはお気に入りの言葉を持っていますか?
私はありますよ。私のお気に入りの言葉はもちろん
「チャンスの神様には前髪しかない。通り過ぎたら足を引っ掛けろ。」
です。
一般的には「チャンスの神様には前髪しかない。」までらしいですね。
チャンスの神様は後ろ髪がつるつるな上に高速で移動しているから、
通り過ぎてから捕まえようと思っても捕まえられません。
チャンスが来たらためらわず前髪を掴むのが大事ですよ。みたいなお話です。
でも本当にそうでしょうか?
「あっ、やべっ、通り過ぎた」って思っても、
滑り込めば足くらいは引っ掛けられるんじゃないですかね。
そもそも髪なんぞを掴むよりよっぽど確実に狩れますよ。
えっ?そんなことをしたら神様怒っちゃうだろ!ですか?
う〜ん、私が神様だったら髪掴まれた時点で激怒しますよ。
前髪しか無いならなおさらです。きっとセットに余念はないでしょう。
だから結果は大して変わんないんじゃね(−−?
もちろんチャンスをその場でガシッ!と掴む事は大事です。
ですが、世間で一般的に言われているからって
通り過ぎた時点で即諦めるのも勿体ない気がするんですよね。
足引っ掛けられない?
走ったらまだ追いつけたりしない?
意外と世の中、やり直しはきくもんです。
通り過ぎた後でもいーから捕獲しましょう(≧▽≦)b
ちなみに、たまーに「なにがチャンスか分からん」と言う方がいらっしゃいます。
あとにならないと気づかないって人ですね。
そんな人は全部チャンスだと思えばよろし。
勘違いでいーじゃないですか。
人と会うたびに「これはきっと運命の出会いに違いないわ(*´ェ`*)」。
仕事が増える度に「これはきっと出世のチャンスだ(−−)☆」。
端から見ると痛い奴かもしれませんが、貫ければきっと幸せですよ。
◆お気に入り度:
★★★
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