カンニング少女/黒田研二

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 都立K高校3年・天童玲美は、姉の死の真相を探るため、
 最難関私大・馳田学院入学を決意する。今の学力では合格が覚束ない玲美は、
 クラスで成績トップの優等生・愛香と陸上インターハイ選手の杜夫、
 機械オタクの隼人の協力を得て、カンニングによる入試突破を目指す。
 スリル満点の胸キュン青春コンゲーム小説。

読んだ時期:
 2011年11月14日。

レビューとか感想とか:
 比較的あっさり気味ながらも個人的には好きなお話でした。
 内容は、諸事情により超難関大学を目指すことになった女の子を
 周りの友人たちがサポートするお話です。
 サポートとは言っても勉強を教えるとかそんなんじゃありません。
 カンニングペーパーを作ってあげたり試験問題を盗もうと思ったりです。
 目的は合格!そのためには手段を選ばない!
 そんなある意味惚れ惚れする程の開き直りを見せてくれます。
 全体的な雰囲気は宗田理さんのぼくらシリーズに近いと思います。
 あのイタズラしている時のワクワク感、味わえます。
 それにちょっとミステリーっぽい雰囲気や謎が付与されつつ
 最後はちょっとお涙ちょうだい(つд`)
 「あぁ、これは青春ものだったんだ」と気づかされるでしょう。
 悪く言えばどの要素も中途半端でした。
 ただ個人的には上手く混ざり合っていたと表現したいところです。
 細かく見るとツッコミ所は多いですが、全体的には微笑ましく読めましたよ。

 さて、風邪です。
 熱は下がったようですが、喉が痛い上に鼻がじゅるじゅる。
 普通にお家でお仕事する分には支障が無いので
 今日もぺちぺちパソコンさんをタコ殴りです。
 打ち合わせとか入ってなくて良かったー。
 とは言っても金曜日には歯医者なのでそれまでに治したいですけどね。
 「早く治れー」と念じております。
 ところで聞いたことがある人も多いかと思いますが、
 風邪を治すお薬ってのは今のところ存在しないそうですね。
 世間一般で言う「風邪薬」は症状を緩和するだけで
 風邪を治すわけではないのだそーな。
 しかも症状を緩和するってことは風邪を治すには逆効果なんだそーです。
 熱が出るのはウィルスをやっつけるため。
 くしゃみ、鼻水、せき、下痢は異物を体外に排泄するため。
 だから出来るだけ放っておいた方が治るのは早い。
 ただし風邪を治すのに必要なのは栄養と安静です。
 これに支障が出るようであれば、例えば熱が上がり過ぎて水も飲めないとか
 気持ち悪くて寝ることすらできないとかであれば
 ある程度症状を緩和した方が良いだろうとの判断になるのでしょう。
 本来防御のはずなのに、頑張り過ぎて逆に身体を痛めつけてるようなときですかね。
 あとは現代人の現代病。
 仕事休めないとかどーしても行きたいライブがあるとか、
 あとは知らん!とにかく今!今なんだ!今をなんとかしたいんだ!
 ってな時には症状を抑えたくなりますかね。
 基本的には身体さんの思うがままに任せた方が治りは早いようですよ。
 前に薬局で正露丸と風邪薬を買ったとき、薬局のおっちゃんに
 「風邪の下痢ならできれば止めちゃ駄目だよー」って言われましたもん。
 お食事中の方、ごめんなさい(−人−;)

お気に入り度:
 ★★★★★




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posted by ササキマコト at 09:59 | 小説