◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):
嵐の夜の事故で瀕死の重傷を負い、
記憶を蓄積できないからだになってしまった勇作。
もちろん「人を殺した」記憶もない。頼りになるのは「日記」だけ。
様々な謎に取り巻かれるなかから見えてくる、ほんとうの真実とは?
◆読んだ時期:
2011年12月28日
◆レビューとか感想とか:
ミステリーには絶対に欠かせない要素が一つあります。
その絶対に欠かせない要素とは「謎」。
これが無いと始まらない。
そして本書は「ミステリー」です。
「謎」は主人公の過去。記憶喪失ではありませんよ。
これは記憶出来なくなった男の物語なのです。
ぱんぱかぱーん。
ってな訳で、事故によって寝ると忘れる体質になった男が、
身に覚えの無い出来事に振り回されながら真実に辿り着こうとするお話です。
頼りになるのは前日までの自分が書いた「日記」。
男は「日記」と「証言」そしてたまにフラッシュバックする「記憶」を元に
過去の自分の行動を推理するのですが・・・。
黒田研二さんと言えば作中作。
作中作と言えば黒田研二さん。と言うのは言い過ぎですが、
本書にも「日記」という形の作中作が登場します。
そしてこの「日記」が中々にポイントで・・ごふごふ(−q−)
胡散臭いとは思っていましたがまさかあれがあーでこーだとは。
そんでもってそれがこれでこっちにあれしているとは。
細かい感想書くとネタバレになるくらいには作り込まれている作品でした。
面白かったですよ。
犯人は分かりやすいですがミステリー好きなら楽しめると思います。
さて、皆さんは年末年始の予定決まりましたか?
私は決まりましたよ。
今日はお寿司を食べます。
明日は大掃除をします。
明後日はぐーたらします。
幸せです(*´ェ`*)
◆お気に入り度:
★★★
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