闇匣/黒田研二/講談社ノベルス

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 男は、真の闇で満たされた部屋の中、体を縛られ身動きひとつできずにいた。
 男を尋問するのは、これまで蔑み続けてきた友の声。
 妹の死、元恋人の死…。真相は誰の胸の中に? 本編が封印された「密室本」。

読んだ時期:
 2012年3月2日

レビューとか感想とか:
 思ったよりコンパクトでしたが思ったより面白かったです。
 なぜか突然拉致られた主人公は真っ暗闇の部屋で目を覚まします。
 縛られて身動きの取れない主人公の元に知人の「声」が現れ、
 過去のある出来事に対する「懺悔」を求めるのです。みたいなお話。
 シチュエーションは岡嶋二人さんの「そして扉が閉ざされた」と似た感じです。
 あれも確か、どっかに閉じ込められて過去の事件を思い返すお話でしたね。
 個人的には特に「密室」という感じはしませんでした。
 主人公が閉ざされた部屋にいるだけで事件やなんだは別に密室じゃないし。
 そのため密室トリックを期待するとガッカリすると思います。
 よく分からないシチュエーションや主人公の心の動きに惹き込まれたので、
 石持浅海さんの作品とか好きな方は楽しめるのじゃないでしょうか。

 さて、最近自分が変温動物なのではないかと感じる機会が増えました。
 気温が低いと身体が動かないのです。
 雨とか雪とか降ってる日はもー駄目。
 ベッドから出られません。
 えっ?ただ怠け者なだけだろうって?
 ま、まぁ確かにそのような意見も世の中にはあるようですね。
 ですがベストパフォーマンスを発揮するためには
 より快適な作業環境を整えることは非常に大事であり
 それはすべからく生産性と品質の向上に繋がる訳で
 うんちゃらかんちゃら。
 最近は太陽のサイクルが私の生活サイクルになっております。
 今日は暖かそうなんで活動しまっす( ̄ー ̄)

お気に入り度:
 ★★★




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posted by ササキマコト at 10:47 | 小説