木製の王子/麻耶雄嵩/講談社文庫

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 ピアノの上に生首が!
 “聖家族”の秘密とは!?
 比叡山の麓に隠棲する白樫家で殺人事件が起きた。
 被害者は一族の若嫁・晃佳。犯人は生首をピアノの上に飾り、
 一族の証である指環を持ち去っていた。
 京都の出版社に勤める如月烏有の同僚・安城則定が所持する
 同じデザインの指輪との関係は?
 容疑者全員に分単位の緻密なアリバイが存在する傑作ミステリー。

読んだ時期:
 2012年4月1日

レビューとか感想とか:
 個人的にはあれがくるっとなるワンアイディアが肝で、
 アリバイ崩しはどーでも良い一冊だと思います。
 アリバイ崩し部分は飛ばして読みましたがやっちまった感は無かったし。
 むしろあの緻密な表を一生懸命読んだ挙句あの結論では、
 ふんがー!(`皿´)ノミ☆ってなりそうなんですがどーなんでしょ?解いた方。
 文章自体も思わせぶりな割には唐突に見た事無い人の名前が出てきたりして
 決して読みやすい作品ではありません。
 ぼへーっとしながら読むと、混乱する事請け合いです。
 まぁ最後まで読むと辻褄は合うのですけどね。
 読んでいる間中モヤモヤ感を感じた一冊でした。
 ただ最後のカタルシスのためにじーっと我慢できる人にはオススメです。

 さて、カレンダー通りお仕事している方は今日から新年度ですね。
 私は別に関係無かったりするのですが、
 気分一新今年度もてきとーに頑張って下さい(−−)ノ
 ん?予算枠も新しくなりましたですと(−−?
 でへへへへ〜(人´∀`)
 冗談はさておき、予算の使い方にも組織の性格が見えて面白いですよね。
 基本的にちびちび使って年度末近くになると一気に使い切るところもあれば、
 最初からガンガン使って使い切り、あとは細々とやっているところもあります。
 学生さんとかは「ん?別に使い切らなくてもいーんじゃないの?」と
 ある意味至極真っ当な疑問を覚えるかもしれませんが
 大人の世界はきびしーのです。特におっきなところは。
 きっちり使い切らないと次年度は減らされちゃうのです。
 「なんだ、これしか使わないならそんなにいらないよね」ってな感じで。
 そーならないためにも予算はきっちり使い切る!
 宵越しの銭は持たね〜ぜ、へっへー。ってな精神が求められるらしいですよ。
 手段と目的が逆転しているよーな気がしなくもありませんが、
 大人の世界の暗黙のルールです。
 こーゆーのって誰かに教えられた訳じゃないのに、
 いつの間にか知ってたりしますよね?なんででしょ(−−?

お気に入り度:
 ★★




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posted by ササキマコト at 09:20 | 小説