◆本の内容(Amazon.co.jpより引用):
柴山祐希、高校1年生。冴えない学園生活が、彼女――マツリカと出会い一変した。
「柴犬」と呼ばれパシリ扱いされる憤りと
男子的モヤモヤした感情の狭間で揺れながら学園の謎を解明する。
ビタースイートなミステリ!
◆読んだ時期:
2012年4月6日。
◆レビューとか感想とか:
「午前零時のサンドリヨン」が面白かったので目をつけて
「ロートケプシェン、こっちにおいで」で追っかけることに決めた
相沢沙呼さんの作品です。
「ペース早いな〜」と思ったらシリーズ物の続きじゃありませんでした(つд`)
ポチと小山内さん・・じゃなかった、酉乃初の青春ラブストーリーだと思ったら
全然違ったよ(つд`)
とは言え、今までと同様に連作短編形式で日常の謎系のミステリー要素を含んだ
ボーイ・ミーツ・ガール物です。
良い意味で「午前零時のサンドリヨン」を焼き直したっぽい印象でした。
そのため相沢沙呼さんのファンであれば安心して楽しめると思います。
ちなみに著者紹介に「マジックをこよなく愛する」と書かれていましたが
「太腿をこよなく愛する」の誤植でしょうか。
ちちしりふとももを平等に愛するのが横島忠夫。
ふとももに特化してこよなく愛するのが相沢沙呼さん、との理解です。
さて、最近やっとこさ「クラウドコンピューティング」なる単語が
下火になってきた気がします。
もしかしたらまだ流行っているのかもしれませんが、
少なくとも私の周りではあまり聞かなくなってきました。
良かった良かった。
別に考え方そのものに対して否定的な見方をしている訳ではないのですが
どーも宣伝の仕方と言うか、情報の広まり方が怖かったのですよね。
「都合良い部分ばっかり言ってない?」って。
巷で流行った「クラウド」は、仕組みを理解した上で使わないと
意図しないところで情報を外に保存することになります。
大事な荷物が貸倉庫に置かれると思って下さいな。
その貸倉庫は専用の道路(インターネット網)を通らないと行けないのです。
なにかの間違いでその道路が使えなかったら荷物取れないし
貸倉庫が爆破されたら荷物はぶっ壊れるし、
貸倉庫に泥棒さんが入らないとも限らない訳です。
もちろん自分の家に荷物を置いておいても同じようなリスクはありますし
そこを突き詰めて気にするとメールも使えなくなるかもしれません。
なもんでリスクを踏まえた上で活用するのはアリだと思うのですが
そこら辺のリスクって一般的に認知されてるのかね(−−?
この前まで『個人情報』『個人情報』騒いでUSB挿すのも禁止、
資料の持ち出しも禁止、場合によってはインターネットも禁止、
個人的に過剰に感じるくらい情報の取り扱いに敏感になっていたのに
一転して『クラウド』かよ?と疑問を感じるのです。
流行に乗っかることも必要・・てか私も乗っかるタイプですが
それが良いか悪いかは自分で判断したいものです。
ちなみに今私が首を傾げているのはFacebook。
あれ、公人とか企業が宣伝目的で活用するのは分かるのですが、
個人で使ってなんか良いことあるの(−−?
ストーカーさんにはありがたいツールかもしれませんけどね。
個人的にはTwitterとFacebookとGoogleマップが揃ったら
えらいこっちゃになる気がするんだけどなぁ(((;゜Д゜)))
◆お気に入り度:
★★★★
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