大きな森の小さな密室/小林泰三

本の内容(Amazon.co.jpより引用):
 会社の書類を届けにきただけなのに。
 森の奥深くの別荘で幸子が巻き込まれたのは密室殺人だった。
 閉ざされた扉の奥で無惨に殺された別荘の主人、
 それぞれ被害者とトラブルを抱えた、一癖も二癖もある六人の客。
 名探偵は幸子、ではなく偏屈な老人?!
 ……表題作をはじめ、死亡推定時期は150万年前!
 抱腹絶倒の「更新世の殺人」など7編を収録。
 ミステリお馴染みの「お題」を一筋縄ではいかない探偵たちが解く連作集。
 (単行本版タイトル『モザイク事件帳』を文庫化・改題)

読んだ時期:
 2012年8月17日

レビューとか感想とか:


 「どっかで見た名前だなー」と思ったら「玩具修理者」の方ですか。
 ちょっと期待しちゃいます。
 内容は話毎にテーマ(日常の謎とかSFミステリとか)が決められている
 ミステリー短編の詰め合わせでした。
 全編通してどことなく飄々とした雰囲気を醸し出しており、
 そこが魅力の一つでしょう。
 ミステリーなのに何故かコメディちっくな雰囲気。
 トリックや謎にビックリする本というよりは
 作品に漂う空気感を楽しむ本だと思います。
 個人的には「よし!この著者の方の作品を追っかけてみよう」と決めるくらいには
 面白く読めました。
 好きな部類に入る一冊です。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

 さて、絶賛へこたれ中です。
 明日くらいまでへこたれとく予定。

お気に入り度:
 ★★★★


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posted by ササキマコト at 12:44 | 小説