数百年後の未来、機械に支配された地上で出会った
ひとりの青年と美しきアンドロイド。
機械を憎む青年に、アンドロイドは、
次々とかつてヒトが書いた物語を読んで聞かせるのだった――
機械とヒトの千夜一夜物語。
◆レビューとか感想とか
「詩羽のいる街」で目を付けた山本弘さんの作品です。
内容はアンドロイドが人間に物語を聞かせるお話。
アラビアンナイト形態と言えば伝わるでしょうか。
それぞれの物語には意味があり示唆されていることがあり
そしてドラマがあります。
それぞれがさり気なく複雑に絡み合っていて、
一つの事象に複数の意味があったり比喩があったり。
テーマは「I(私)」で「愛」で「AI」ですかね。
ついでに「i」で「アイ(ビス)」でもあるようです。
読み終えてなんとも表現できない気分になりました。
いろいろと気づくことや考えさせられることがありましたが
それを上手く言葉にできない感じ。
こりゃーもう、直接読んでもらうしかない\(−−)/お手上げ。
SFですがそこまで癖のある作品ではありません。
たまによく分からん表現でてくるけど読み飛ばしても問題無いです。
とても読み応えがある作品ですので、
噛みしめるように読むのが適していると思います。
ぱらぱらと読む感じでは無いですし、良い意味で脳みそが疲れますが
考えることが好きな人には結構オススメです。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
さて、今年はスーパーでミカンを買ってみました。
ビタミン補給と甘いものが欲しいとき対策で。
「『今年は』ってことは例年はミカン買わないのか?」と言われたら、
はい、そのとーりです。
多分なんだかんだで自分でお金出してミカン買うのって
人生初だと思います。
ん?じゃあ例年はどうしてるかって?
機会が無ければ食べないですよ。ただそんだけ。
ミカンって398円とかするじゃないですか。
手に取って考えちゃうのですよね。
「お弁当買えちゃうな〜」って(^^;
そしてそっと戻す。それが例年のパターンです。
不思議なもので本買うときは大丈夫なのですけどね。
実は昨日も1万円以上(計8冊)の本代を使ったのですが
全て即決即購入でした。ぽいぽいぽ〜い♪って感じ。
それがミカンになると……うーん(−公−;
そんな清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったミカン!
気づいたら1日で全部食べちゃってました。
しまった、冷凍ミカン作ってみようと思ってたのに(ノ∀`)
そしてまた、スーパーで悩むことになるのです。
うーん……冷凍ミカン……(−公−;
◆お気に入り度
★★★★★
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