R&R/静月遠火

◆レビューとか感想とか

◆本の内容(Amazon.co.jpより引用)
ゴールデンウイーク明けの5月7日、廻谷千瀬は久しぶりに学校へ行こうとしていた。しかしふと気がつけば、今日は昨日過ごしたはずの5月6日だった。以来、千瀬は5月6日を繰り返すことに…。しかも、ほかの人たちはなにも知らず同じ日を過ごしていた。なかば自棄になりながら、何度目かもわからない今日を過ごしてた時、千瀬は新海百音に出会う。たまたま千瀬の話を聞いてくれた百音を頼りに、千瀬はこの奇怪な現象から抜け出そうとするが…。

◆感想

 おにーさん、心強過ぎ!
 おねーさん、お人好し過ぎ!
 内容はループ物の青春ファンタジーミステリー?です。
 特定の日が繰り返す中であーだこーだするお話。

 ループ物のお約束その1、ループを抜け出そうと頑張る。
 ループ物のお約束その2、バタフライエフェクト。
  ※バタフライエフェクト=風が吹けば桶屋が儲かる現象
 ループ物のお約束その3、読んでる方は途中でちょっとダレる。

 お約束をきっちり踏まえた一冊でした。
 繰り返す一日の中でおにーさんは記憶の連続性があります。
 おねーさんは連続性がありません。
 おにーさんは毎度毎度おねーさんと「出会う」ところから始め、
 事情を「説明」し、半分投げやりな「助言」を得て、
 「行動」を起こし、「結果」を確認します。
 その繰り返しが果たして真相に近づいているのか。
 あるいはまったく的外れなのか。
 それは読んでのお楽しみ、ってところですかね。

 面白かったのは繰り返す毎日の中で
 少しずつ行動と結果が変わっていくところ。
 おねーさんの助言を得たおにーさんはあれやこれやと試すのですが、
 その結果新しい事実が分かったり無関係な出来事が繋がったりします。
 そしてその間に巧みに挟み込まれている「謎」。
 これらの変化と最後のネタばらしが読みどころでしょう。

 微妙だったのは途中でマンネリ感が出てくるところ。
 ループ物の宿命ですが、似たような描写が繰り返されるのですよ。
 それが途中からちょいと苦痛でした。
 まぁ考えようによっては素敵な演出ですけどね。
 読んでいるだけで面倒くさくなってくるのですから
 実際に説明したり投げ飛ばされたりしてるおにーさんはもっとでしょう。
 いや〜よく心が折れなかったもんだと思います、ホントに。
 そして毎度毎度見知らぬ人にナンパされちゃうおねーさんもお人好しですね。
 あの人が思わず訊きたくなるのも分かるってもんです。

 微妙に盛り上がりきれなかった感はありますが、
 よく練られた一冊だと思います。

◆お気に入り度

 星3つ:★★★

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 ・七回死んだ男/西澤保彦

◆日記とか雑談とか

 さて、昨日はお誘いいただいてサッカーの試合を見に行ってきました。
 場所は国立競技場で川崎フロンターレvs大分トリニータ。

 何気に国立競技場に入るの初めてなので地味にテンション高めです。
 いーやっほぅ\(−−)/

 結局試合は……って結果は書かない方が良いのかな(−−?

 うわっ!(−A−;)

 ぐはー!Σ(´・д・`)

 むきー!p(><)q

 うきゃー!(゚∀゚)

 ふんがー!p(>A<)q

 って感じでしたが面白かったです。
 誘ってくれた方、ありがとうございましたm(__)m

 ちなみにふろん太君とじゃれていた太った大根みたいな奴と
 綺麗なバイキンマンみたいな奴が気になっていたのですが、
 「ピーカブー(モチーフは蕪)」と
 「コムゾー(未来からやってきた男の子)」だったようです。
 無知でごめんなさい。

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posted by ササキマコト at 10:38 | 小説