◆本の内容
人の死なないミステリーアンソロジーです。
旦那様は暗殺者?伊坂幸太郎さんの『BEE』、風属性のヒーロー?中山七里さんの『二百十日の風』、ポスト相棒?柚木裕子さんの『心を掬う』、主役はハラマキ?吉川英梨さんの『18番テーブルの幽霊』の四話が収録されています。
◆感想
まずは各話の感想です(−−)b
■伊坂幸太郎さん『BEE』
暗殺者の旦那様が庭に巣を作ったスズメバチ退治をするお話。
コメディタッチで面白かったけど、ミステリーじゃないよね?
■中山七里さん『二百十日の風』
産廃処理場誘致反対を胸に孤軍奮闘するおねーちゃんの話。
ミステリーとファンタジーの融合ですね。
面白かったけどミステリーとしては微妙。。
■柚木裕子さん『心を掬う』
郵便物紛失事件の謎を追う話。
相棒とか探偵ガリレオっぽいシリーズで面白かったです。
でもこれは……ミステリー?……なのかな?
■吉川英梨さん『18番テーブルの幽霊』
レストラン予約の謎と爆弾事件。
個人的には一番好きな作品です。
ギャルソンのピエロっぷりが涙を誘いました。
全体的には「面白かったけど、これはミステリーなのかな?」と
感じる作品が多かったです。
「よーし!ミステリー読むぞー!」ってな気分で手に取っただけに
ちょっと物足りなかったかも。
◆お気に入り度
星2つ:★★
◆日記とか雑談とか
さて、昨夜我が家に招かれざる来訪者が現れました。
扉を開けると目の前には見知らぬ男性が。
男性はおもむろに懐に手を入れると……
なんつって。
近所に引っ越してきた方がご挨拶にいらっしゃいました。
そうなお茶っ葉貰っちゃったょ。
東京砂漠(神奈川だけど)にもまだ人と人の交流があるのだなーと、
ちょっと嬉しくなっちゃいました。
良かった、これでせっかく買った急須をまだ使える(ノ∀`)
以前頂いたお茶っ葉がそろそろ無くなりそうなので
急須さんも永き眠りにつく予定だったのですよ。
タイミング良いねぇ♪