◆本の内容
恩師の仇を討った楡井は道を違えたかつての親友・設楽のもとへ向かった。この事実を裏切り者へ伝えるために。そんな楡井を設楽家で迎えたのは設楽の妻、妹、秘書という3人の美女。3人は楡井を歓待するも肝心の設楽が現れない。書斎に籠って緊急の仕事を片付けているらしいが本当だろうか。思い返してみると美女たちの行動も若干不自然ではないだろうか。疑惑は徐々に膨れ上がり……。みたいなお話です。
◆感想
途中で中だるみした感がありましたが、面白かったです。
「部屋から出てこない彼は今どんな状態なのだろうか?」
3人の美女の行動を手掛かりにひたすら推理(妄想)し、
それが最終的にはタイトルや表紙に繋がっていくお話でした。
彼が書斎に籠った理由が私には最後まで分からなかったのですが、
石持さんの作品で細かいところを気にするのはヤボですよね。
テーマや雰囲気など、全体的に初期の作風に近い印象を受けました。
石持さんの作品が好きな方は満足できると思います。
◆お気に入り度
星4つ:★★★★
◆日記とか雑談とかとか
さて、『真・女神転生IV』買っちゃったヾ(*´∀`)ノ
まだあまり進んでいませんが、寝る間も惜しんで遊んでいます。
おっと、お仕事用の時間はちゃんと確保していますよ。
話を戻して(−q−)こほんっ
雰囲気は正統派なメガテン、システムはペルソナシリーズやデビサバシリーズ、
STRANGE JOURNEYなどから良さ気なところを切り出してきた感じでしょうか。
今までの作品やシステムの良いどこ取りを狙ったのかなーといった印象です。
今までナックル一本で勝負していたピッチャーが、
カーブやスライダーも投げるようになって、
でも一応ナックルを中心に据えて配球を決めている、みたいなイメージですかね。
従来のメガテンファンの方を向きつつ、ペルソナ、デビサバから始めたユーザさんでも、
あるいは新規でプレイする方でも楽しめるよう配慮がなされていると思います。
まぁ、いろいろこなれた分トンガった感じが若干薄れてはいますけどね。
運が悪いとあっさり全滅するので許容範囲です。
やっぱりワンターンキル(主にヤられる方)あってのメガテンですよ♪
個人的には大満足で遊んでいます。
うっひょー\(≧▽≦)/