わたしたちが少女と呼ばれていた頃/石持浅海

◆本の内容


扉は閉ざされたまま』の探偵役碓氷優佳の女子高生時代のお話です。どんなあどけない姿が見られるかと思いきや……いや、まぁあどけないですけどね。本質はやはりアノ「碓氷優佳」でした。学校生活におけるちょっとした違和感を拾って真相を解明する日常の謎系の連作短編です。作品としては独立しているので『扉は閉ざされたまま』を読んだことが無くても問題ありません。



◆感想


 中々に悩ましい一冊でした。
 実は『扉は閉ざされたまま』を読んでいない方が楽しめるんじゃないかしら。
 「碓氷優佳」というキャラに対する予備知識が無い方が、
 最後に収束するあの仕掛けは楽しめる気がします。

 また個人的には最初のお話が一番好みでした。
 紛れ込んだ「悪意」が石持浅海さんっぽくて良かったです。
 本作は全体的に無邪気なお話が多かったので、
 新鮮ではありましたがちょっと物足りなく感じました。
 これはこれでアリだとは思うのですが、
 個人的には「敵」との頭脳バトルの方が好きカモです。


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、ちょっくら気分転換にネット断捨離をやってみることにしました。
 とは言えパソコンをペチペチ叩くのが私のお仕事です。
 完全に捨ててしまったらお仕事ができません。

 そこでチェック系を控えてみることにしました。
 例えばアクセスログを見て訪問者数を確認したりですね。
 「現状の確認」の頻度を落とすことにしたのです。

 取りあえず一週間!
 一週間やってどんな変化があるか確認するぞ!

 ハイ、決意した10分後にはアクセスログを見ていました。
 意志弱過ぎだろ_| ̄|○

 仕方がないので今は強制執行中です。
 具体的には、Google Analyticsなどのアクセス解析系を
 有害サイトに指定してフィルタリングしています。

 いやー、まさかここまで依存してるとは(^^ヾ
 無意識って怖いですね。


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posted by ササキマコト at 04:29 | 小説