コモリと子守り/歌野晶午

◆本の内容


舞田ひとみシリーズ第三弾。本作の事件は誘拐、誘拐、また誘拐。誘拐した赤ちゃんを誘拐された少年は何を思う?誘拐事件が2件同時に発生し、しかもその2つが繋がったときの刑事の心境とは?引きこもりの少年とひとみちゃんが誘拐事件に立ち向かいます。



◆感想


 舞田ひとみシリーズ初の長編です。
 いや〜、ひとみちゃんも成長しましたねぇ。
 良い感じに……残念な方に(ノ∀`)
 ちっこい頃は微笑ましかったのが、徐々に痛々しい空気を発揮しているのが素敵でした。
 相変わらず大人なんだか子どもなんだか分からないアンバランスさが魅力です。

 ところでタイトルは「コモリと子守り」より「コモリを子守り」の方がピッタリな気がするのですが、
 読んだ方、如何でしょ?
 私には全編通してひとみちゃんが子守をしているようにしか見えませんでした。
 ドライなこと言う割にはお人好しですな、ひとみちゃん。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、昨日「ガラケーの液晶保護シートが見つからない」と書いたのですが、
 友人から「ネットで探せば?」とありがたいアドバイスをいただきました。

 おぉ、確かに。
 それは盲点だったよ。

 早速探してみたところ……あっさり見つかった\(T∀T)/

 いやー、インターネットって便利ですねぇ。
 時代の進歩を感じました。


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posted by ササキマコト at 06:34 | 小説