新世界より 上/貴志祐介

◆本の内容


子供たちは「呪力」を手に入れたときに大人になる。超能力が当たり前に存在する世界であることを除けば、いたって平凡、平和な国で平和に暮らす少年少女たち。しかしある物体との接触をきっかけにその平和な暮らしに疑問を覚える。徐々に広がる違和感。そしてあるとき、友人が一人消えた。みたいなお話です。



◆感想


 この本を一言で表現すれば「鈍器」ですね。

 ……冗談はさておき、500ページ弱の分厚さながら一気読みでした。

 最初は勢いで押し切る不可思議ホラー系なのかな〜と思ったのですが、
 実際にはSFチックで想像していた以上に現実的。
 いろんな物事に理由付けがなされながら話が展開していきます。
 ファンタジーとリアルのバランスが個人的には好みでした。

 一見すると平和な日常、でも少しだけ違和感があります。
 その違和感が徐々に大きくなっていく様に引き込まれました。
 作り笑いしている人の本音が徐々に見えてくるようなイメージですかね。

 下巻を読むのが今から楽しみです。
 読書体力が回復したら鈍器2号に挑みます。


◆お気に入り度


 星5つ:★★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、昨年に原則禁止された「日雇い派遣」ですが、
 また解禁になるかもしれないのですか?
 政府のなんたら会議でそのような意見書をまとめたとの記事を読みました。

 個人的には「どうでもいいなー」と思いながら眺めています。
 禁止されようとされまいと、必要な人は労働力を集めるでしょうし、
 必要な人は労働力を提供するでしょうからね。

 ただ何でこれを言い出したのかは気になっています。
 民主党政権のやったことをどんどん潰していこうとしてるのかな(−−?

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タグ:貴志祐介
posted by ササキマコト at 13:27 | 小説