コンビニたそがれ堂―奇跡の招待状/村山早紀

◆本の内容


駅前商店街のはずれ、赤い鳥居の並ぶあたりに、夕暮れ時にあらわれるコンビニ「たそがれ堂」。そのコンビニには、この世で売っているすべての物が並んでいるらしい。不思議なコンビニ「たそがれ堂」を訪れた人たちのエピソードが4編収録されています。



◆感想


 コンビニたそがれ堂シリーズ2作目です。

 個人的なお気に入りは「人魚姫」。
 あの娘の明るさが逆に涙を誘い、あ〜う〜(T_T)
 そして希望が見える終わり方も、ベタですが素敵でした。
 何となく「自分も頑張ってみっかな」な気分になれます。

 全体的には、前作に比べて切ない話が多かったように感じました。
 優しいお話で泣きたい人はどーぞです。


◆お気に入り度


 星5つ:★★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、私は読書メーターにも読んだ本を記録しています。
 この読書メーター、他の人が読んだ本の記録も見ることができるのですね。
 時間に余裕があるときはちらほらと眺めて回るのですが、
 たまに既読の本の多くが被っている人がいます。
 そんなときはちょっと嬉しくなりますね。
 「おぉ、この人分かってるじゃん。目が肥えてるねぇ(−3−)y−〜」と
 妙な親近感を持ってしまいます。

 まぁ、だからどうしたということもなく、それだけなんですけどね。
 見ず知らずの赤の他人と妙な連帯感を持てる貴重な瞬間です。


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posted by ササキマコト at 05:26 | 小説