リカーシブル/米澤穂信

◆本の内容


家庭の事情により母の故郷に引っ越した母、姉、弟の三人ですが、母の故郷はどこか寂れていて、そして独特の閉塞感を感じる町でした。とはいえ他に行くところはありませんからね。早く馴染もうと姉のハルカちゃんは涙ぐましい努力を重ねていたのです。ところがどっこいある日突然、弟のサトルくんが変なことを言い出しましたよ。なんでも彼はこれから起きる出来事が何故か分かっちゃうのだそうな。しかも一度も来たことのないはずのこの町に既視感まで感じるとのこと。これはアレか?予知能力か?それとも壊れちゃったのか?ただでさえ痛いハルカちゃんの頭は更にイタタタタなことに。舞台である田舎町、日常の暮らし、そして弟、それらに潜む違和感は徐々に大きくなり……みたいなお話です。姉弟愛がテーマのミステリーですかね。



◆感想


 「お姉ちゃん」と「弟」の関係が(最終的には)微笑ましかったです。
 帯にある『ボトルネック』のような作品を期待するとちょっと微妙かもしれません。
 他作品の印象に引きずられないで、先入観無しで読んだ方が楽しめると思います。

 ミステリーとしては壮大でもありバカミスでもありますが、
 あまり気にしないでください。
 ミステリーはおまけで、姉と弟の関係性こそ本来の楽しみどころでしょう。
 姉の「わたしのお父さんが帰ってくるか、知ってる?」の質問に対する
 弟の返事が、もうね。
 どんな気持ちで弟くんがあのセリフを言ったのかと思うと……泣けます(T^T)
 姉弟って良いなぁ(*´ェ`*)


◆お気に入り度


 星3つ:★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、人間というのは疲れていると信じられないようなことをしますね。
 昨夜遅く、なんとか納品の準備が終わったので祝杯をあげることにしました。

 冷蔵庫からエビスビースを取り出して〜

 滅多に使わないグラスも持ってきて〜

 よく振って〜

 開ける。

 えぇ、ビールが噴き出しました。

 なんで炭酸飲料を振ったんだ、自分_| ̄|○

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posted by ササキマコト at 11:20 | 小説