海馬亭通信/村山早紀

◆本の内容


山の神であるやまんばの娘・由布は十年前に失踪した父を探して、人間の街へ降りてきた。ひょんなきっかけで自称ワルの小学生・千鶴を助けた由布は、千鶴の祖母が営む下宿「海馬亭」にやっかいになることに。由布と海馬亭の(ちょっと個性的な)住人たちの交流譚です。




◆感想


 ほっこりしました、ほっこり(*´ェ`*)
 元が児童文学だけあって優しいお話です。
 内容は違いますが『東京バンドワゴン』に近い印象を受けました。
 疲れた心でも安心して読めると思います。

 それにしても由布ちゃんは意外とおてんばさんですね。
 家出して飲酒して神様の力を使ってと大忙しです。
 同著者の『コンビニたそがれ堂』とはまた一味違った優しさを感じられると思います。


◆お気に入り度


 星5つ:★★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、今日は高校時代に仲良かったヨシカワ君が
 お仕事の都合で東京方面にやってきます。
 せっかくなのでご飯でも食べようということになりました。

 彼と会うのはかれこれ……10年振り?
 そんなにならないかな、いや、なるか。

 ってなくらい前回いつ会ったか覚えていないのですが、
 久しぶりって感覚はあまり無いのですよね(−−ゞ

 実際に会っても、多分懐かしさとか無いんだろうなーと思います。
 「よう、久しぶり(−−)ノ」くらいは言うかもしれないけど。

 良い意味で、わざわざ懐かしむような関係でもないのです。
 学生時代の気分に戻って楽しんできます♪


タグ:村山早紀
posted by ササキマコト at 13:20 | 小説