盗まれて/今邑彩

◆本の内容


ちょっとホラーっぽい雰囲気のミステリー短編集です。兄と自殺と真相「ひとひらの殺意」、大変なものを盗んでいきました「盗まれて」、よし!いっちょ誘拐してみっか「情けは人の……」、幽霊ライター「ゴーストライター」、ここ掘れワンワン「ポチが鳴く」、死者に送る花束「白いカーネーション」、私があいつであいつが私「茉莉花」、タイムスリップと殺人「時効」の8編が収録されています。



◆感想


 どの話も完成度が高く、面白かったです。
 二転三転する展開でありながら、綺麗にスッパリまとめられていました。
 ちょっとだけホラーっぽい雰囲気はありますが、
 そこまで怖くないのでホラーが苦手な方でも大丈夫です。

 個人的には「情けは人の……」と「時効」が好みでした。
 「情けは人の……」は後半の展開に惚れ惚れします。
 良い意味で「予想をガッツリ裏切りやがりましたね、こんちくしょう」って感じでした。
 「時効」は、無理ないオチをきっちりと付けたのが、流石だなぁ、と。

 「技巧派」と表現して差し支えないくらい安定感のあるミステリー短編です。
 ミステリー好きな方はお試しあれ。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、今日はちょっくら寝坊したのであたふたしております。

 じゃ、そゆことで(−−)ノ

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タグ:今邑彩
posted by ササキマコト at 11:01 | 小説