◆本の内容
少女が主役の、ちょっと切ない日常の謎系ミステリー短編集です。挙動不審な妹、果たして彼女は変わってしまったのか?「小生意気リゲット」、蔵の中の花器を盗んだのはだーれ?「こそどろストレイ」、入院している友人に絶対に明かせない秘密とは?「チョコレートに、躍る指」、挙動不審な女の子、彼女はうそつきなのか?「狼少女の帰還」、これは死者からの手紙?「卯月の雪のレター・レター」の五編(四編+書き下ろし一編)が収録されています。
◆感想
……あれ?太ももは?
太ももマイスター相沢沙呼さんとは思えない真面目な作品でした。
多感なお年頃な女性が主役の、真面目な青春系ミステリー短編集です。
雰囲気としては、辻村深月さんの初期の作品にちょっと近いように感じました。
これはこれで良い作品でしたが、個人的には太もも要素ありの方が好みです。
そろそろ酉乃初さんの登場が待ち遠しくなってきました。
某作家さんの冬季限定お菓子のようにならないよう祈っています。
◆お気に入り度
星3つ:★★★
◆日記とか雑談とか
さて、あっという間に一月が終わって二月になりました。
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」という言葉がありますが、
昔の人は上手いこと言いますね。
一月は、その言葉通りあっという間に行っちゃいました。
二月が逃げる前に、めいっぱい楽しもうと思います。
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