ある閉ざされた雪の山荘で/東野圭吾

◆本の内容


集められた俳優志望の男女は、豪雪に見舞われ外界と隔離された山荘に閉じ込められた……という設定で数日間を過ごすことになった。どうやら一風変わった舞台稽古のようだ。しかしそこで殺人事件が起きる……という設定で日程は進む。被害者役の人物はいなくなり、徐々に減る人数。若干緊張感に欠けた空気。ところがどっこい、あるきっかけで皆は疑問を覚えることになる。これは本当に劇なのだろうか?いなくなった被害者役は本当に「役」なのだろうか?空気は一変し、命を掛けた犯人探しが始まる。みたいなお話です。いわゆる本格ミステリーって奴ですよ。


◆感想


 面白かったです。
 見えている絵が読み進める毎にすこ〜しずつ変わってきて
 最後には全然別の絵になっていました。
 読んでいる途中で違和感を覚えた部分も最後には繋がってスッキリ♪
 謎解きパートでは取ってつけたようなお涙ちょうだい展開もありますが、
 それもある意味王道なのではないでしょうか。
 過去最高級か?と問われたら悩むところですが、
 ミステリーを読みたい気分は高いレベルで満たされた一冊です。


◆お気に入り度


 星5つ:★★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、一昨日歯医者さんの定期検診に行ってきました。
 実はそのときビジネスマンっぽい恰好をしていたのです。
 そうしたら「この後お仕事ですか?時間大丈夫ですか?」と聞かれました。
 なるほど。
 「この後、会議だから早くしてくれ」とか言う人もいるのでしょうね。
 新しい発見でした。

 ところで私はこの歯医者さんに数年通っているのですが……
 そんなこと初めて聞かれました(−−;
 裏で「あのぼへっとしたおっさん、就職したみたいよ」とか
 「このご時世、仕事が見つかったなんて良かったわねー」とか
 言われていたらどうしようと思います。
 面と向かって言われたわけじゃないから言い訳するのも変だし。

 そんなどうでも良いことを考えていた罰が当たったのでしょうか。

 親知らずを抜くことになりました(−−;
 だって虫歯になってきてるって言われちゃったんですもん。
 どうせいつか抜かなくちゃいけないっぽいし、
 抜くか削るかだったら、抜くでしょ。

 と言うわけで2月の17日、18日に生まれて初めて親知らずを抜いてきます。

 ぶっちゃけですね。

 メッチャ怖いです(;´A`)

 麻酔で痛くないとは言いますが、怖いものは怖いのです(;´A`)

 あー、もう、やだなー。


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posted by ササキマコト at 09:18 | 小説