「幽霊」が隣で聞いている/蒼井上鷹

◆本の内容


小仏さんはとてもとても影の薄い人。注文した料理は忘れられ、順番抜かしは当たり前、行きつけの喫茶店では例え毎日通おうとも顔も覚えてもらえない。そんな彼の周りで立て続けにいくつかの事件が起こる。友人が失踪し、友人の自転車が盗まれ、さらに友人の部屋で死体が見つかってしまった。さらにさらにネコがニャンニャン、火事がボーボー。収拾つかず。果たして小仏さんは真相を掴めるのか?!みたいなお話です。壁に耳あり障子に目あり隣に小仏ありのミステリー長編です。


◆感想


 これはちょっと帯に偽りありかなぁ。
 小仏さんは「探偵」というより「仕掛人」のイメージです。
 謎を解くというより罠を張るのに熱意を燃やしていた気がします。

 とは言え、ラストはビックリはしましたけどね。
 若干反則気味な気はしますが、確かに予想していない真実でした。
 予想していた面白さとは違いましたが、まぁ面白かったかな、と。

 ただし、ミステリーとしてあまり身構えて読まない方が良いと思います。
 思わせぶりに登場して思わせぶりなだけで終わった出来事もいくつかありました。
 すべてに綺麗な解答を求めるともやもやした気分になると思います。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、アフターバッシライフですが、
 予想通り昨晩の夕食はパクパク食べていました。

 野菜ジュースと

 チョコと

 漬物と

 おつまみチーズと

 カルパスと

 ミカンと

 ミニシュークリームと

 カツオの刺身と

 ご飯\(−−)/

 最初は気を使って一口で食べられそうなものを食べていたのですが
 途中で面倒臭くなってしまいましてね。
 最終的には次の日用に買っていたカツオの刺身でご飯をいただきました。

 うんまーいヾ(*´∀`*)ノ
 好きなときに好きなものを食べられるっていうのは幸せですね。


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posted by ササキマコト at 08:21 | 小説