なれる!SE 2週間でわかる?SE入門/夏海公司

◆本の内容


就職氷河期真っ只中の桜坂工兵は、とあるシステム開発会社に滑り込みセーフで就職した。しかし喜んだのも束の間、そこは典型的なDQG企業であった。外見年齢中学生の凄腕ワーカホリック娘、おっとりしているようで意外と万能な事務のパートさん、適当に安請け合いして丸投げする社長とその一番の犠牲者であるリーダー、個性豊かな面々に囲まれて彼のブラックな社会人ライフが始まった。みたいなお話です。



◆感想


 実はずっと前から気になっていたのですよね。
 でもなんか嫌な予感もしたのでスルーしていたのですが……ついに手に取りました。

 え〜っと、まずはジャンルですが、ホラーです。
 あれ?違うの?いやいや、ホラーでしょ。
 少なくとも一部の人にとってはホラーのはずです。
 私も読んでいて背筋が凍りつきました。
 「あー、よくある、よくある(^^;」という苦笑いしか出てこない共感と
 「あー、よくある、よくある(;´A`)」というゲンナリ感がただ事ではありません。
 既に縁遠くなったはずの環境なのに「う〜わ(;´A`)」と冷や汗が出そうになりました。

 最後の方は良い話っぽくまとめていますが断言します。
 桜坂君、君、騙されてるから。それ、勘違いだから。
 SEってのは遠い目をして「大変だよ」って言う人が続けられる職業で、
 虚ろな目をして「大変だよ」って言う人が続けられない職業です。
 そこ、勘違いしない方が良いと思うよ、桜坂君。

 心の中でとはいえ、二次元の世界の住人に対して、
 ここまで真摯に意見を述べたのは初めてですよ。
 あぁ、君の未来が見える。見えてしまうのだよ、桜坂君。

 本書で起こったような出来事や社内環境はもちろんフィクションでしょうが、
 実際の現場も概ね似たような感じです。
 例外ももちろんありますが、概ね似たような感じです。
 大事な部分なのでもう一度言います。概ね似たような感じです。

 笑って読める人は楽しんでください。
 笑って読めない人は全力で逃げてください。

 私は怖いもの見たさで次巻も読むと思います。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、つい先日、当たり前だけど知らなかったことを知りました。
 「前方後円墳」ってあるじゃないですか、前方後円墳。
 あの一昔前の鍵穴みたいな形をした古墳です。

 あれはですね。

 平べったい方が前なのですね!Σ( ̄◇ ̄;

 「前方」後円墳なので冷静に考えたら当たり前なのですが、
 何故か私は丸い方が前のイメージでした。
 鍵穴のイメージで丸い方が上だからかな。

 と、驚愕していたところ……

 実はどっちが前とか後とか「ちゃんとした根拠は無いっぽい」というのを見て
 更にビックリ!Σ( ̄◇ ̄;

 噂によると蒲生君平とかいうおっさんが「前方後円墳」という名前を付けたそうですが、
 その根拠が結構あやふやなのだそうな。

 と言うわけで前方後円墳のどちらが前かについては、
 いろいろな意見があるようです。

 ぶっちゃけどうでも良いことなのですが、
 思わぬ事実だったので自慢げに語ってみました。

 多分、明日には忘れています(−−)ノ

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posted by ササキマコト at 01:08 | 小説