死神の精度/伊坂幸太郎

◆本の内容


俺は死神。対象者の死に可否の判断を下すため、一週間の調査を行うのが俺の仕事だ。死神の調査は長くて一週間。対象者の身辺を調査し「可」もしくは「見送り」の判定を行う。まぁ、儀礼的なものだけどな。大抵の場合は「可」だ。そんな俺の仕事ぶりをちょっとばかし見せてやろう。みたいなお話です。



◆感想


 誤解を恐れず書けば、笑えるハードボイルドでした。
 口調から何からいたって真面目、笑える要素は何もないはずなのに笑えます。
 基本的には真面目にお仕事をしています。でもmusicの誘惑には負けそうです。
 そんな、どこか人間臭く、やはり人間離れしている死神さんでした。

 それぞれのお話や最後の演出等、さり気なく密やかにネタが仕込まれていて見事です。
 卍解はしませんが、十分楽しめる一冊だと思います。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、すっごい頑張ってやっとこさ納品しました。

 そして、その直後に目が覚めました。

 あぁ、夢ですか。

 あんなに頑張ったのは幻でしたか。

 起きた直後から何かを成し遂げた満足感でいっぱいです。

 まぁ、あるのは満足感だけですけどね(´−ω−`)
 肝心の納品物は、影も形も無いっ(´TωT`)

 影も形も無いは冗談ですが、まだ満足感を味わうには早かったようです。
 さーて、やりますか。


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posted by ササキマコト at 12:32 | 小説