真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉/本多孝好

◆本の内容


学生時代に亡くなった恋人は5分遅れた時計を好んで使っていた。彼女が死んで以来のんべんだらりと生きている僕の前に、一人の女性が現れた。彼女の名前はかすみ。一卵性双生児の姉であった。彼女が秘密の恋を打ち明けたとき、僕の現実は思いもよらぬ方向へ流れて行った。ボーイ・ミーツ・ガールな恋愛小説です。



◆感想


 「この主人公、誰かに似ているな〜」と思いながら読んだのですが、
 読み終えてから5分くらい考えてやっと分かりました。
 米澤穂信さんの古典部シリーズに出てくる折木奉太郎(ホータロー)だ!
 テンションの低さとかそっくりですよ。
 ホータローを主人公にして村山由佳さんが恋愛小説書いたら
 こんな作品になりそうなだ〜という印象を受けました。

 特にアクロバティックな展開になるわけではありませんが、
 この切ないようなやるせない空気感は好きです。
 「これから何か起こるぞ、これから何か起こるぞ」と繰り返し期待させる
 何か起こるぞ詐欺の効果も相まって、一気読みでした。
 side-Bに続くようなので、早速読んでみます。

 ……という感じで作品の中身については特に不満がないのですが、
 これside-A、side-Bで分ける必要があったんですかね(−−?
 side-Bは女性側の視点なのかと思ったら、そんなこともなさそうですし。
 一冊200ページ前後なのでまとめても400ページです。
 わざわざ二冊に分ける必要性は分かりませんでした。


◆お気に入り度


 星4つ:★★★★


◆日記とか雑談とか


 さて、先程クロネコヤマトのお兄さんが荷物を持ってきてくれました。
 初めて見る顔で若かったので新人さんなのかもしれません。
 いや、間違いなく新人さんでしょう。まだ世の中に疲れた顔をしてなかったし。
 そんな新人さんなお兄さん、荷物を渡してくれる時にわざわざ
 「中身はリンゴなので気を付けてくださ〜い」と一声かけてくれました。

 おぉ、キミ、やるじゃん(≧▽≦)b

 エネルギーに満ちあふれた初々しい姿を見ると、こちらまで元気になりますね。
 微笑ましくなると同時に、自分も頑張ろうp(−−)qな気分にさせられました。

 中身はリンゴじゃなくてリンゴジュースだけど、ドンマイ(−。−)ぼそっ

スポンサーリンク

タグ:本多孝好
posted by ササキマコト at 13:05 | 小説